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販促もサポートする健康支援システムを提供開始

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(株)ウエルアップ(神奈川県横浜市、木村孝一社長)は、健康支援・販促支援システム「ウエルナビⅡ」を4月下旬頃より提供開始する。ドラッグストア、スーパーマーケット、フィットネスクラブなど幅広い展開を図る。
同システムは、店頭での健康相談・顧客管理・モバイル販促に対応した健康支援・販促プログラムの最新型。従来はなかったカウンセリングモードなどを加えることで、顧客とのさらに一歩踏み込んだ関係性が構築できるようになり、販促ツールとしての機能が向上した。
旧タイプから新たに追加された「カウンセリングモード」では、体脂肪や血圧などの計測機器で測定したデータのほか、顧客の購入商品、食生活、健診データなどが反映されたシートを「相談シート」としてプリントアウトできる。同シートを活用すれば、例えばドラッグストアなら、薬剤師や登録販売者などが、顧客との一歩踏み込んだコミュニケーションが可能となり、的確なアドバイス、さらには商品販売等にもつなげられる。

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さらにモバイルとの連動機能が加わわったことで、効果的な顧客囲い込みも可能となる。モバイル機能では健康行動支援モバイルサイト「ダイエット手帳」と連動。同サイトでは「ウエルナビ」での結果がダウンロードでき、体重・体脂肪記録、行動目標設定、行動確認メールの自動配信機能のほか、マイレージ機能もあり、導入店舗の活用の仕方次第で、顧客へのさまざまサービス提供を行うことができる。
「ウエルナビの新型となるこの製品は、旧タイプが顧客がセルフでデータ入力から結果のアウトプットまで行う”自己完結型”だったのに対し、カウンセリングモード、モバイル機能を追加するなどし、店舗側からも顧客へ働きかける流れを作りました。従って、健康支援にしても販促にしても、一方通行でなく、一歩踏み込んだものとして行うことが可能となります」と同社・木村社長は解説する。
2009年6月1日の改正薬事法施行により、スーパーやコンビニエンストアなどの異業種が参入してくることからドラッグストアは、専門性の強化や地域密着などによる差別化を進めている。さらに特定健診・特定保健指導(メタボ健診)も2年目に突入し、徐々に浸透。生活習慣改善の重要性が認知されつつある。
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そうした背景もあり木村社長は「導入いただければ、店舗の”かかりつけ薬局”としての機能がアップするだけでなく、設置場所が拡大していけば、健康について接する機会が増えます。そうなることで健康というものを重く考えず、ごく身近なものとして感じてもらえるようになりますよね」とその展望を語る。旧タイプではドラッグストアなど200店舗以上の導入実績がある同製品。同社では、進化した新タイプでさらなる拡販を進めていく。
価格はウエルナビⅡ(パネルPCプラスプリンタ+アプリケーション)が98万円(税別)。WEBモデル・モバイルシステム利用の場合は、サーバー等初期設定費用8万円、月額利用料金5,000円/月~(回線使用料別途)。
2009年04月08日 17:02