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NARL超音波&EMS複合痩身機を開発

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㈱ビーティフィック(本社/大阪市中央区 中西博文社長)は、世界5カ国で特許取得済のNARL(ナール)超音波ライセンスに基づき、世界初のNARL超音波&EMS複合痩身装置「NARL P SLIM・PROFESSIONAL(ナール ピー スリム・プロフェッショナル)」を開発した。8月より医科・クリニック向けへ特定健診の指導プログラムとして、導入を推進するという。

NARL(ナール)超音波とは「Nor Adrenaline Release(ノル アドレナリン リリース:ノルアドレナリンを放出する)」の略語で、故 三輪博秀工学博士(三輪サイエンス)が発見・命名した周波数517KHz、強度110m W/cm2の微弱な超音波。これを身体に照射させると、照射部位の交感神経末端が刺激され脳信号を介することなく脂肪分解ホルモンであるノルアドレナリンが局所的に分泌されることで脂肪に作用し、遊離脂肪酸とグリセロールに分解されるという。これにより、従来不可能とされていた部分痩身が現実のものとなった。

この発見は、三輪博士が6大学3医療機関の協力を得て実施した基礎研究と実用化実験によってその効果が実証され、国内外の学会において、その理論とエビデンスが多数発表されている。既に日本を始め、アメリカ、中国、韓国、カナダで特許が成立している。

現在、国内においてはNARL超音波単機能の業務用痩身機が、全国のエステティックサロン及び医科・クリニックで多数の導入実績を誇っており、個人用としてもライセンシーの開発・製造により、エステ店販並びに通販ルートで販売され、大ヒット商品した。

また、海外においても、日本で発明された世界に誇る痩身システムとして、ヨーロッパ圏を中心に販売展開が進んでおり、多くの国でその効果に認知が高まりつつある。

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同機の最大の特徴は、業務用装置としては世界で初めてNARL超音波とEMSを同一パッドから出力させることが可能となった点。NARL超音波には、身体への照射後局所的に分泌されたノルアドレナリンにより分解された遊離脂肪酸が、放っておくと約70~90分で再び脂肪に再合成されてしまう欠点がある。このため、遊離脂肪酸をエネルギーとして効率よく消費させるために、家事など日常生活レベルの行動や軽い運動、また入浴等をすることが不可欠だった。この欠点の克服を可能にしたのが、EMS機能。

EMSは関節や筋肉に負担をかけないトレーニング方法としてトップアスリートをはじめとしたスポーツ選手の筋肉の増強、医療用リハビリテーション、一般的なシェイプアップなどに幅広く利用されている技術。EMSによる筋肉運動は筋肉への電気的な刺激により起こるものであり、運動する本人の意志の力を必要としない。

この、同一パッドから出力されるNARL超音波とEMSの組み合わせによって、分解された遊離脂肪酸を効率よく消費させることが、可能になり、顕著な痩身効果が得られるようになった。

また、NARL超音波自体には体感が全く感じられないことから、施術に満足感がないことが問題とされてきた点についても、同機は同一パッドからNARL超音波とEMSの同時照射が可能なことにより、NARL超音波痩身装置としては初めて体感のある施術を可能にした。

同社では同機の流通について、従来のエステルートへの導入はもちろんのこと、一昨年より施行された特定健康診査に対する指導プログラムニューの1つとして、医療機関における自由診療分野での利用が最適とし、医科・クリニック向けにも推進していくという。

2009年08月07日 16:14