(株)タニタ(東京都板橋区、谷田千里社長)は10月1日より、活動量計「カロリズム」に新カラー3色を追加。メタボ健診対象男性を中心に発売以来好評の同製品に、女性の利用を意識したカラーを揃え、さらなる拡販を図る。
追加されるのはさくら、ローズ、ブラウンの3色。同社の調査で、潜在ニーズの高い女性層から色についての要望が多かったことから、女性好みの新カラー追加となった。
同社谷田社長は「発売以来好評のカロリズムだが、メーンの購買層は40代以上の男性。今後、潜在ニーズの高い30代女性などにももっとご活用していただけるよう、女性が使いやすいカラーバリエーションを増やしました」と新色追加の意図を説明した。
同社では、すでに同製品が今年度の目標販売数を超える4万台を突破していることもあり、新色の追加で年間販売計画を上方修正。当初目標となる2倍以上となる7万台に引き上げ、女性利用者を中心とした拡販を狙う。
カロリズムは、一日の総消費エネルギー(カロリー)量と身体活動の状態をグラフィカルに表示できる一般向けでは初の活動量計。3D(3軸加速度)センサーと独自のアルゴリズムの開発により、わずかな身体活動も消費エネルギーとして計測ができる。
この日はオーディションで選ばれた女性7人のダンスユニット「カロリー気にしてる会?」が、会見に出席。同製品を装着し、avex traxから配信スタートしたばかりの「みんなのダイエットのうた」を披露。“歌って踊ってカロリー消費”を艶やかに実践した。
参考までに、約5分のステージで同ユニットが消費したカロリーは50kcal。これはウォーキングに換算すると30分必要となる数値だった。