(株)マグマスパジャパン(東京都港区、小泉正太社長)は、同社が運営する「マグマ スパスタジオ インシー ヒロオホンテン」Magma spastudio insea 広尾本店をリニューアルオープンした。
同施設は、富士山の溶岩を活用した女性専用のマグマスパスタジオ。東京・南青山からの移転に伴い、コンセプトは受け継ぎながら、マグマスパとしての機能性を強化した。
「今回のリニューアルにあたっては、マグマスパの効能を最大限に引き出す工夫を随所に盛り込んでいます。設備面はもちろん、温度、湿度の管理、エクササイズ内容など、マグマスパスタジオとしてこれまで蓄積してきたノウハウを注ぎ込んでいますので最高ランクのマグマスパ空間を堪能できます」と同社店舗開発室室長の岩橋寛子氏は力説する。
具体的には、床板に溶岩プレートを採用するだけでなく、壁面にも鉱石を使用。その結果、マグマや鉱石の放射熱の効率化を実現、従来のホットヨガスタジオより少し低めの体温に近い34度から36度という理想的な室温設定を可能にした。
提供プログラムも大量の汗をかくことを考慮に入れ、適度なボリュームとすることに注意を払い、“マグマパワー”との相乗効果の最適化を図った。密閉空間となるスタジオ内の温度管理は、スタッフが手作業で微調整、常にベストの空間となることに配慮する。
システムは、月会員制もあるが、基本は入会金、事務手数料なしの都度払い制。プログラムの定員に余裕があれば予約なしでも参加できる。回数券も販売する。料金は1レッスン3,500円、10回チケット2万9,750円、フルタイム3万5,000円など。
同社は、富士山の溶岩を活用したマグマスパの運営・開発を行うほか、関連製品の販売も行い、マグマスパの健康・美容に関するエビデンス取得にも力を入れる。
富士山の溶岩を活用したマグマスパは、より自然に近い遠赤外線効果があるといわれ、他の温熱系システムと比べ、その温まる感覚がやわらかいとされる。そうしたことに加え、岩盤浴ブームの終焉などもあり、マグマスパは新たな“温浴系施設”として昨今、注目を集めつつある。