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すいおうが農水省の新需要創造フロンティア育成事業に採択

株式会社東洋新薬(本社:福岡県福岡市、本部:佐賀県鳥栖市、代表取締役:服部利光)は、「すいおう」が、農林水産省の平成21年度新需要創造フロンティア育成事業に採択されたことを、発表した。

「すいおう(翠王)」とは、茎葉をおいしく食べられるように開発されたサツマイモ(甘藷)の品種の一つ。ポリフェノールやミネラル、ビタミン、ルテインが豊富に含まれることが知られており、高血糖や高血圧を改善する作用など、機能性も明らかになりつつある。

新需要創造フロンティア育成事業とは、農林水産省が新食品・新素材の市場を拡大することを目標に掲げ推進している事業であり、これまでにも紫さつまいも、べにふうきなどが採択され、知名度向上、生産性向上の一助となっている。

この度、同社は農林水産省の平成21年度新需要創造フロンティア育成事業に『食用甘藷若葉「すいおう」の新需要拡大のためのグランドデザインの提案と新需要創造協議会の設置支援』という課題名で申請を行い、今年10月に採択された。

「すいおう(翠王)」は、独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センターが、高い栄養価のあるさつまいも茎葉の食味を改善し、開発した品種。さつまいもの茎葉は栄養性や収穫性に優れていますが、食味が劣るため、これまであまり利用されておりませんでした。そこで食味に優れる品種「すいおう」の開発に至った。

同社では、この「すいおう」を乾燥・微粉砕した粉末を取り扱っており、加工食品などの商品展開を行っている。

同社は、今回の事業採択を受け、食用甘藷若葉「すいおう」の生産・利用拡大に寄与したい、としている。

2009年12月01日 10:52