フスフレーゲを行う女性専用フットケアサロン「Suasie」(東京都港区南青山)がこのほどオープンした。フスフレーゲとはドイツ式のフットケアのことで、足のトラブルなどを解消する。
フスフレーゲは、ドイツ語表記でFusspflege、英語ではfootcare。日本ではまだそれほど浸透していないが「足と靴は一体」の考えが定着している本国・ドイツでは、一般的に知られている。
「もともとサロンで働いていましたが、足のトラブルを抱えているお客様が少なくなく、トータルで足をケアできるお店ができないかと模索する中で、たどり着いたのが足トラブルを根本から改善するフスフレーゲ。外見はキレイにしていても足にはトラブルが多く悩んでいる、という方は結構いらっしゃいます。そういう方を一人でもたくさんケアしたいですね」とフスフレガーでもあるオーナー氏は説明する。
フスフレーゲでは専用の器具やマシンを使用し、タコ、角質、魚の目、爪のケアなどを行う。施術時間はショートコース60分、ロングコース90分。初回はカウンセリングが行われる。施術回数は皮膚のターンオーバーに合わせ、3週間に一回の周期が理想といわれている。
“足トラブル改善”にこだわる同店では、脱毛などで使用する溶剤も体にやさしい植物由来のものを厳選。また、ネイルサービスも行うが、取り入れているのは爪本来の美しさを取り戻す、という新発想のネイル・グラスネイル。同店では、あくまで足トラブルの改善が最優先なのだ。ちなみに同サービスが受けられるのは、都内では同店だけ。
立地は、都心のサロンがひしめくエリア。それでいて、まるで隠れ家を訪れた気分になるシチュエーションも同店の魅力。入り口へは敷地内の緑の庭を抜け、階段を上がってたどり着くが、ドアの前には眺望のいい小さなバルコニーがあり、一気に心が和む。木貼りの床と白い壁を基調とした内装も温かみにあふれ、施術中の気分を癒してくれる。
施術料金はフットバス、タコケア、角質ケア、脚パックが基本の「ショートコース」が8,400円、「ロングコース」が1万2,600円。オプションの魚の目ケア、爪ケアはともに2,100円(15分)。グラスネイルは1本1,575円。その他、セルライトケア、植物脱毛、巻き詰め矯正などがある。
予約制だが、なしでも空き状況次第で対応する。閉店は20時だが、予約をすれば22時まで施術が受けられる。