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ダイエットアシスト機能など搭載した活動量計を新発売

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パナソニックは、2010年3月1日より、活動量計「デイカロリ」3機種を発売する。月産台数は2万台。

同製品は、3軸加速度センサーと同社の独自アルゴリズム採用により、身につけておくだけで、日常生活の消費カロリーを計測できるツール。2007年11月に保健指導向けなどの業務用として発売した身体活動量計「アクティマーカー」をベースとする本格派ながら、楽しみながら取り組める機能などを追加している。

「歩数計とは違い、歩行だけでなく、家事やデスクワークなどの低強度の身体活動からジョギングなどの中強度の身体活動まで計測できるので、日常生活の活動量を客観的に把握でき、生活改善による減量や健康維持に役立ちます」と同社では活動量計の意義を説明する。

メカニズムは、3軸の加速度センサーと独自の演算アルゴリズムにより、上下・左右・前後の加速度を計測。その結果、日常生活の低強度の身体活動からジョギングなどの中強度の身体活動まで高い精度での計測が可能となる。

ちょっとした行動のカロリー計測に加え、同製品はダイエットアシスト機能も搭載し、使う楽しさも付加する。同機能は、減らしたい体重を入力すると、普段の消費カロリー、個人の身長、体重、性別、年齢をもとに、消費すべき1日の目標消費カロリーを自動設定するもので、1人では続けづらいダイエットを数字を明確にし、さらに目標達成までの必要運動量などをアドバイス表示するなどでサポートする。

単調になりがちなウォーキングを楽しくサポートする機能も搭載する。歩数のベスト3記録の自動保存や歩行速度のスピードアップに挑戦できる「速歩きチャレンジ」で、活用の仕方次第では、ウォーキング仲間のコミュニケーションや、ウォーキングレベルのアップにも役に立つ。

昨今、老若男女を問わず、健康やダイエットに対する意識が高まっており、食生活や体重を気にする人が増えている。健康維持やダイエットには、1日の食事で摂取したカロリーだけでなく、動いた消費カロリーを正確に把握し、生活習慣を知ることが大切で、そうした数値を把握するツールとして、活動量計の注目度も高まっている。

同社の調べでは、2010年度の国内需要動向は約630万台で2009年度見込数から40万台増加すると予測している。春先のアウトドアシーズン幕開けにあわせ、機能性に富む製品を投入することで、同社では拡大を続ける市場へ一気に切り込んむ。同製品の税込の希望小売価格はオープン。

2010年02月03日 17:01