三菱樹脂(東京都中央区)は4月5日、7月1日付で営業部門の一部を分社化し、「三菱樹脂販売」を設立すると発表した。
同社は、顧客の幅広いニーズに対応するため今年4月に「高機能フィルム関連分野」、「環境・生活資材関連分野」、「高機能成形材・部品関連分野」の3分野に事業部を再編。
顧客の利便性の更なる向上の観点から、同社商品の営業・販売を分社・集約化することで営業面における効率化を推進する。
サプライチェーンマネジメント(SCM)の面からもきめ細やかな物流サービスとスピードが重視されることから、該当商品のデリバリー業務についても販売会社に集約。同社グループ会社であるヒシテックが取り扱う設備機器製品のメンテナンス・リニューアル部門についても販売業務と併せて展開するとしている。
新たに発足する販売会社の設立で、販売エリアの集中化による顧客とのさらなる密接な関係を構築し、販売ネットワークの強化を図るとしている。