資生堂は、 グローバルにおける化粧品市場規模を予測し、 2013年には日本を含むアジアが世界最大の化粧品消費地域になることを明らかにした。
ここで言う化粧品とは、 スキンケア、 メークアップ、 ヘアケア、 デオドラント、 フレグランス、 サンケアを合算したもの。 以下、 1ドル∥90円で計算している。
そのレポートによると、 2013年におけるアジア全体の化粧品市場は、 アジア (日本を除く) が08年比の年平均成長率で9・0%増の4兆9860億円 (554億USドル)、 日本が同1・1%増の2兆7180億円 (302億USドル) となるため、 7兆7040億円 (856億USドル) に達し、 世界最大の市場に成長すると試算している。
それ以外の地域については、 大きい順に西欧が08年比の年平均成長率で0・1%増の6兆5250億円 (725億USドル)、 中南米が同2・9%増の4兆6620億円 (518億USドル)、 北米が同1・7%増の4兆950億円 (455億USドル)、 東欧・ロシアが同2・9%増の2兆700億円 (230億USドル)、 中東・アフリカが同4・7%増の1兆1160億円 (124億USドル) まで拡大すると試算している。