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日本ホームヘルス機器協会が「第57回総会」を開催

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(社)日本ホームヘルス機器協会(東京都文京区、稲田二千武会長)は2010年6月11日、都内で「第57回総会」を開催した。

事業概要報告では、平成21年度は、会員数が110社から105社へ微減したことを報告。これで3年連続の減少となった。一方で業界が定める基準に適合するマークHAPIの頒布状況は増加。これまで続いていた減少に、ようやく歯止めがかかった。

前年度の活動を振り返った稲田会長は「依然として厳しい状態にあるが追い風も吹きつつある業界にあって、ホームヘルス機器は売上を落としている。その原因は、販売の仕方にある。過剰なトークなどで販売し、悪いイメージを作り、それが悪循環となっていることにある。そうした部分を是正する教育の場を増やすとともに、業界が一致団結する必要がある。そのためには会員を増やす努力もしなければならない」と力を込めた。

協会では、今年度、引き続き会員増への努力を続けながら、これまで以上に販売管理者講習を充実させ、経産省、厚労省といった行政サイドとの折衝も積極的に行うなどし、今後、その役割が期待される家庭用治療器の位置付け確保に尽力することを改めて確認した。

2010年06月11日 20:25