(株)東洋新薬(本社:福岡県福岡市、本部:佐賀県鳥栖市、代表取締役:服部利光)は、フランスの研究機関 国立トゥールーズ理工科学院と『フラバンジェノール®』の美容に関する共同研究を開始したことを発表した。
国立トゥールーズ理工科学院は、日本との国際交流も盛んな教育・研究機関で、産業連携機関(CATAR – CRITT AGRORESSOURCES)により、大学での研究成果を産業発展に結びつけるため、様々な活動をしている。同学院のTalou博士は、これまでフランスの高級食材として有名なトリュフをはじめとした数々の研究を実施している。
『フラバンジェノール®』は、東洋新薬の独自素材。フランス南西部ランド地方に植林された海岸松の樹皮から抽出される機能性素材でオリゴメリック・プロアントシアニジン(OPC)を主成分としたポリフェノールを豊富に含み、抗酸化作用や血流改善作用など様々な生理活性を示すのが特徴となっている。近年は、強力な美白作用や抗シワ作用が認められるなど、各分野で注目を集めている。
同プロジェクトは、もともとは九州地域バイオクラスター推進協議会とフランスの産業クラスターF2Cイノベーションの協力によりはじまったもので、日仏の産業発展のために行われる。今後、この共同研究により、両社は互いの専門分野を活かしながら美容に関する研究を進め、『フラバンジェノール®』の新たな学術的知見が得られることが期待されている。