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フィットネスクラブ内にエステ新業態オープン

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全国約100店舗のエステサロンを展開するソシエ・ワールドは今年5月、 フィットネスクラブ 「メガロス三鷹」 内に新業態店 「エステ&DO ソシエ」 をオープンした。 

フィットネスクラブ内への出店は同社では初の試みで、 エステ市場を取り巻く環境が年々厳しくなる中、 新たな顧客の開拓に向けたマーケティングの一環としても活用していく考えだ。 

店舗は 「メガロス三鷹」 の女性ロッカールーム内にあり、 個室2部屋を設けた。 ボディやフェイシャルなど充実したメニューが揃う。 運動前後に気軽にエステを受けられるよう30分からのショートコースを用意し、 価格設定も3000円台からと値頃感を打ち出した。 

ソシエが展開するサロンでは唯一同店のみが取り扱うオリジナルメニュー 「ハーブテントコース」 (30分~、 3500円~) も展開する。 特殊なマントを着用し、 ハーブをブレンドした霧状のスチームとマイナスイオンでたっぷりと発汗させ新陣代謝を促すことによりデトックス効果や美肌効果などが期待できる。 運動前後に利用することで相乗効果を発揮するという。

 「施術やサービス面でのクオリティの高さは維持しつつ、 エステを気軽に受けてもらえるように様々な工夫を施した。 これまでエステを利用したことのない方にも利用してもらいたい」 (広報) 

オープンから2カ月、 その狙い通り10代から60代後半まで幅広い年代の女性から支持を集めている。 

 「通常サロンでは減量というよりシェイプアップ目的の方が多いが、 このサロンではしっかりとした減量を目的にいらっしゃる方も多い」 (同) というように、 既存店舗にはみられないタイプの利用者も多く、 潜在顧客の掘り起こしに一定の成果が得られているようだ。 

今後は、 利用者の動向などを踏まえメニュー改編などより柔軟に顧客のニーズに対応する構えで、 フィットネスクラブ内にあることを最大限活かして 「メガロス三鷹」 との相乗効果を発揮していきたいという。