日本クエン酸サイクル研究会は2010年9月3日、都内で「903の日」を開催した。毎年恒例の、誕生日報告も兼ね、あいさつに立った田尻昌克会長は「高齢化といってもその実態は悲惨なもの。元気で楽しく、ここまで来たら100歳までいきたい」と95歳とは思えない力強さで“100歳超え”を公約した。
10回記念となる今回は、特別講演として東京女子医科大学名誉教授の神津忠彦氏、早稲田大学常任理事で、教育・総合科学学術院教授の藁谷友紀氏が登壇。神津氏は「健やかに生きる」のテーマで、メタボリック症候群のメカニズムや健やかでいるために心の持ち方などについて語った。藁谷氏は、「経済と健康」のタイトルで、経済状況を人体になぞらえながら“円高、株安”の真相について、分かりやすくレクチャーした。
また、同協会が販売するマヌカハニーについて、ニュージーランドティマル商工会議所のスティーブリトル氏が講演。クオリティにこだわる同国のハチミツの徹底した管理体制、美容、健康両面における高い機能性などについて解説した。
第二部では、宮城大学フードビジネス学科教授の西川正純氏の講演のあと、同研究会評議員の野球解説者・中西太氏の乾杯の後、和やかに歓談が行われた。