ビヨンドスペース(東京都江東区、飯野慎哉代表)はこのほど、アメリカのコンプレッションブランド「ゼンサー」のレッグスリーブ(ふくらはぎサポート商品)を新発売した。ネットショップで販売するほか、販売代理店も募集する。
同製品は、米コンプレッションブランドの着圧タイツ。ランニングブームの後押しを受け、活況を呈す、機能性ウェア市場に“回復系”をキーワードに乗り込む。
「コンプレッションアパレルは、いま多くの製品が出ていますが、パフォーマンス向上系のアスリート向けが主流。この製品は、ほどよい締め付け感で、疲労回復に特化させることで差別化を図っています」と同ブランド日本総代理店の同社飯野代表は説明する。
他社よりも緩めの着圧は、15mmHg-20 mmHg。この強度は、開発したアメリカのメディカルトレーナ2人が選手のパフォーマンス向上と疲労回復のために最適として設定したもので、いわゆるコンプレッションアパレルの強い締め付け感はない。その感覚は、まさに「ほどよく締まる感じ」で、普段での着用でも違和感はない。
生地はやや厚めだが、着け心地はサラッとやわらかく、肌にしっかりフィットする。吸湿、速乾性、抗菌性、通気性にもすぐれ、運動用とでも快適に着用できる。カラーバリエーションは、業界最多の全12色あり、ウェアとのコーディネートも自由自在だ。
日本初上陸で知名度は高くはないが、米国ではNBA選手が着用しているほか、日本でも医師やトップアスリートがその使用感や疲労回復効果に太鼓判を押している。「履きやすさや密着安定性もよく、さらに耐久性においては他メーカーより長持ちすると思う」(トライアスロン‘09年年代別国内王者・室谷浩二氏)、「いままでになかった癒し系カーフガード。他メーカーのものより着け心地がやわらかく、肌になじみやすい」(トライアスロン’10年宮古島大会年齢別1位・林真一氏)など、“回復系”として高い評価をえている。
同社では、トップアスリートの疲労回復や怪我予防としての用途のほか、低い着圧で普段着用にも違和感がないことから日常生活での疲労軽減や就寝時のむくみ予防なども期待できるため、主婦からトップアスリートまで幅広い層をそのターゲットとする。
税込の希望小売価格は3,500円。