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中国の仮想店舗に出店で初の海外展開

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通販を軸に化粧品事業を展開しているJIMOS (本社/福岡市) は10月19日、 楽天 (東京) が運営する 「楽酷天商城」 とアリババ・グループによる 「淘宝商城」 の両ショッピングモールに同時出店し、 独自ブランド 「マキアレイベル」 の通信販売を行う 「美肌純旗艦店」 の展開をスタートして初の海外事業に乗り出した。 シンクタンクの調べで美容液ファンデーションの国内売上が6年連続 (2004~2009年) の最上位だったというシリーズ 「クリアエステヴェール」 を軸に、 中国市場で愛用者層の拡大を狙っている。 

中国を舞台にした海外ECへの初進出は、 当面で 「実験の位置づけ。 商品数10点から始めて試行錯誤を重ねて行く」 というもので、 具体的な売上目標や予算は設定していないという。 国内で現在売出し中の 「薬用クリアエステヴェール」 は中国で規制対象となる成分を配合していることから、 十分な販売実績がある旧モデルの同商品を充当した。 

また、 知名度アップに向けた広告宣伝はメディアを使った一般的な手法を選択せず、 「有力サイトとの提携」 という説明からは相互リンクやアフィリエイトを中心に集客をはかるものと見られる。 

同社は中国事業の成功確率を考える指標として当地の展示会に出展した際、 好感触を得て今回の経営判断にいたったと説明している。

2010年11月05日 18:07