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ヒハツにむくみ感改善作用も

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丸善製薬(株)(広島県尾道市)は冷え性関連で研究の進むヒハツの最新知見として、むくみ感改善作用を確認した。

実験は、女子大学生10人を対象にヒハツエキスパウダーMF150mg配合カプセル又はプラセボカプセル(サンプル割り付けは第3者が行い、二重盲検比較試験とした)を12時~13時の間に約100mLの常温の水で摂取。その上で朝と夕の1日2回、三日間の試験期間で腓腹部、下腿の変化を測定した。

その結果、ヒハツを多く摂るほど、むくみの改善が認められた(表)。

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ヒハツ(ナガコショウ)は東南アジアに分布するコショウ科東南アジアに分布するコショウ科の植物で、蔓性の常緑木本。果穂は多肉質の円筒状で、乾燥物は香辛料として利用されている。中国やインドでは昔から、体の冷えを改善する目的で用いられてきた。

これまでに皮膚表面温度回復作用、結構促進作用、血管拡張作用などが確認されており、クセが少なく食品との相性がいいことから、機能性の健康素材としての引き合いが増えている。

2010年11月10日 14:24