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男性用スカルプシャンプーが2ヶ月で計画の1.5倍販売

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アズスタイル(本社=大阪市)は、昨年12月末に発売した男性用「GOPHA(ゴーファ)スキャルプシャンプー」(300mL3600円)が、約2カ月で販売計画の1・5倍にあたる約1000本を売上げ、スタートダッシュに成功したことを明らかにした。同社は直販サイトや楽天市場など通販を主要チャネルに、矯正縮毛などヘアケア製品に特化して展開している。

ユーザーは30~40代で、発売から2カ月が経過してリピーターがついてきていることも確認できているという。もともと通販専売品として考えていたが、一部のドラッグストアから要望があったことから店舗販売品にも対応している。

ドラッグの顧客単価からすれば、ゴーファの価格は少々高めだが、取扱店舗からの反響は上々だという。TVや雑誌などでスカルプ製品の露出が増えてきたことも相乗し、男女問わず関心が高まっているようだ。

直販サイトと楽天市場で展開する通販チャネルでの販売好調は「大きなプロモーションはしていないため、少なからず店頭認知の効果が出ている」と分析。現在は九州エリアのドラッグストアで展開しており、西日本から東日本へ徐々に取扱店舗の拡大も構想としてあるという。

ゴーファは「全ての髪を成長モードへ」をコンセプトに、20~30代男性の約8割が身体の悩みとして挙げる「薄毛・抜け毛」に対し、毛髪サイクルに着目したアミノ酸系のシャンプーである。

同社によると、健康毛も薄毛も本数の違いはそれほどなく、薄毛に悩む男性は、毛髪サイクルが短く、本来の太さにまで成長できていないことが傾向として多い。毛髪サイクルとは、「発生期・成長期・退化期・休止期」の大きく4つの時期を経る髪の寿命を指す。ゴーファはその中で、3~5年と言われる成長期を活性化させることを目的に開発した。有効成分に、ビワ葉エキス、ホウセンカエキス、オタネニンジン根、ローヤルゼリーエキス、海藻エキス、プロテインの6種を配合。毛髪サイクルを正常化させることで抜け毛の減少が期待できるという。

「現在は他のスカルプケア製品のユーザーがトライアル的に購入しているケースもある。発売したばかりのため、ゴーファの認知向上、新規顧客の獲得に注力しているが、今後はリピーターにつながる戦略を盛り込んでいく必要がある。また将来的には、ユーザーニーズを捉えてシリーズ化や女性用スカルプケアの提案も行っていきたい」(同社)

さらに今年6月には、同社初となるスキンケア製品の発売が控えているという。コアターゲット層に設定する20代後半の女性の「肌と心のケア」をコンセプトとする、スキンケアしながらリラックスできるオールインワンのゲルタイプで、通販チャネル展開を予定している。