アミテック通商(株)(東京都豊島区、小栗克三社長)はこのほど、口臭測定器「リフレス」を発売した。エステティックサロン、美容室、フィットネスクラブなどへ展開する。
同製品は、手軽に高精度の口臭チェックができるコンパクトな本格派口腔ケアモニター。歯科医などに展開していた従来品の性能はそのままに価格を抑え、扱いやすいハンディタイプとした。
「口臭に関しては約７割の人が“自分はある”と考えているといわれています。しかし、多くは“思い込み”とされます。この製品は、そうしたものに対し、客観的な数値で判定することで安心感を与えます。また、実際に口臭がある場合にはその改善に効果を上げることにも役立ちます。個人もそうですが、美容室やエステなどの接客業で導入いただき、サービス向上に役立ててもらえればと考えています」と同社担当者は説明する。
口臭は、高感度の半導体ガスセンサーでチェック。「口臭を感じない」、「口臭をかすかに感じる」、「いつも口臭を感じるようになる」、「明らかに口臭を感じる」、「つよく口臭を感じる」、「測定範囲を超えています」の６段階で判定する。
メインは、口腔内のガス検出が目的だが、呼気の値のチェックも可能。その際は、マウスピースの装着方向を変更する。口腔内の臭いは歯のトラブルなどが考えられ、呼気の臭いは内臓疾患などの可能性などもあり、そうした点を念頭に活用すれば、的確なアフターケアにつながる。
製造メーカーは、各種ガスの測定機器製造の実績があり、製品力は高い。アフターサービスも充実しており、購入後一年は無償修理に対応する。滅菌用のフィルターメッシュは内部が汚れるため、交換が必要で、１００回測定ごとがその目安となる。
使い方は、カウンタ画面と発信音に応じ、ストローで２０秒間呼気を吹き込む。その後、自動的に測定がスタートする。製品の税込の希望小売価格は12万3,900円。
