(株)メディカルラボ(東京都豊島区、佐藤美ニ社長)は2011年5月16日よりビタミンD3の液体カプセルを新発売する。自社ネットショップで販売する。OEMにも対応する。
同製品は、ビタミンD3を液体の状態でカプセルに封入したサプリメント。海外ではすでに次世代サプリメントして注目される物質で、多くの文献が報告されている。
「ビタミンD3は、ビタミンDの一種ですが、実はビタミンでないという側面があります。紫外線にあたると体内で作られる物質で、“ステロイドホルモン”の一種として働いています。昨今研究が進み、米国ではアイスホッケーチームが強化サプリとして採用するなど、すでにメジャーな存在となっています」と同社担当者は説明する。
すでに多くの研究機関・臨床機関で優れた有効性が報告されるビタミンD。その中で有用な効果が確認されているビタミンD3は、不足すると骨粗しょう症、高血圧筋力低下、歯周病、糖尿病などを引き起こすと報告されているほか、摂取することで免疫調整、インフルエンザ、動脈関連疾患などに有用とされる。
国内でもその有用性に注目し、末端製品が発売されているが、一部含有しているモノがほとんどで、単体ではいまのところ“ビタミンDサプリメント”としてしか販売実績はない。同社では、ビタミンD3単体のサプリメントとしての先進性に加え、吸収しやすい液体カプセルタイプで製品化。さらに、アスリート向けと女性向けの2つのパッケージを用意し、美と健康へ訴求し、拡販を図る。
両製品ともにサプリメントの概念を覆す斬新なデザインが特徴的で、手軽に持ち運べる携行性のよさがある。5カプセル入りで、1カプセルの内容量は350mg。ビタミンD3のほか、アマニ油、ゼラチンを含有する。アスリート向けは運動直前、女性向けは1週間に一回の摂取を推奨する。
アスリート向けのモニターでは、「これまでもよりも筋トレの回数を増やせた」、「瞬発力が上がった気がする」などの感想が寄せられているという。なお、アスリート向けには、30カプセル入りのボトルタイプもある。
サプリメント大国アメリカで最近4年で約6倍に市場が拡大するなど急成長を続けるビタミンD3サプリメント。今後、日本でも成長が期待されており、その動向が注目される。
製品の税込価格は、5カプセル入りが1,000円。ボトルタイプ(30カプセル入り)が3,360円。