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シート状マグネットのパイオニアが開発した磁気治療器

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(株)マグエックス(東京都中央区、阿部城士社長)は、磁気治療器「血行促進 元気だもん(R)」を本格展開する。これまでのメインだった自社ネットショップのほか、カタログ通販、百貨店、整骨院などへも拡販していく。

同製品は、シート状のマグネットで腰部やひざ、肩、背中部のこりや冷えを解消する磁気治療器。薄くてやわらかく、広い面積から放出される磁気パワーが、ターゲット部位の血行を強力に促進する。

「弊社のルーツは、プラスチック・マグネットの研究開発および専門メーカー。車に貼る若葉マークに使われているマグネットシートは、弊社が日本で初めて開発、販売した製品です。以来、マグネット関連一筋でやっています。この製品は、そうした技術を活用しており、他にマネのできないものとなっています」と同社取締役の阿部真也氏は胸を張る。

最大のポイントはマグネットの形状にある。厚さ1.5mm、縦12cm、横3.3㎝~8cmの薄く広いシート状マグネット。まさに若葉マークを想起させる形状だが、実はこの製造は一筋縄ではいかない。

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強い磁力にこだわると脆く折れやすくなり、薄くて柔らかいものにすると磁力が弱くなる性質があるため、薄くて柔らかく、且つ強力なマグネットを製造するには非常に高度な技術を要する。昭和40年の創業以来、磁石とプラスチックの研究開発を続け、その特性を知り尽くす同社だからこそ作れるシロモノなのだ。

80mT(ミリテスラ)の磁力は、数値としては一般の磁気治療器と同等の部類となる。しかし、広い面積全体から放出されるパワーは強力で、砂鉄を使ったデモではその差は一目瞭然。その磁気パワーが自在に曲がる特性とあいまって、効果的にターゲット部位に働きかける。

使い方は、腰用の場合、装着ベルトにマグネットを装着し、ベルトを締め過ぎない程度に巻く。ひざ用では、装着サポーターにマグネットを装着しひざに、肩用では装着インナーの肩部の装着ポケットにマグネットを入れ、着用する。

腰痛対策の装着アイテムとしてはコルセットがあるが、腰部を補強する一方で筋肉を衰えさせるリスクも伴う。同製品の場合、磁力で腰痛の原因となる血行不良を改善するため、強い締め付けは不要。その結果、患部が制約されず、筋肉を弱めることがなく、スポーツ選手などの使用にも適している。

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ベルト、サポーターはサイズ調整可能で伸縮性もあり締め付け感はない。インナーはやわらかい素材を使用しており、肌触りがやさしい。いずれも洗濯可能で、汚れても心配はない。

製品の税込価格は、腰用が6,825円(装着ベルト1枚、やわらか磁石1枚)、ひざ用が4,440円(装着サポーター1枚、やわらか磁石1枚)、肩用8,400円(装着インナー1枚、やわらか磁石2枚)、肩・背中用1万2,600円(装着インナー1枚、やわらか磁石4枚)。なお、腰用は、ブラックとクリームの2色ある。

2011年06月30日 16:29