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健康をはかる会社のメタボ社員ゼロプロジェクトが本格発進

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タニタは2011年7月22日、リニューアルした社員食堂を報道陣に公開した。

同食堂は、エネルギー500キロカロリー前後で塩分を控えめにするなどヘルシーながらもおいしいメニューで知られる。レシピをまとめた本「タニタの社員食堂」はシリーズで200万部を越えるベストセラーとなり、さらに関連商品が発売されるなど、1社員食堂を越えた広がりを見せている。

新装された食堂は、清潔感あふれる白をベースにレンガ調のデザインがあしらわれ、洒落たカフェ風の内装。おいしくヘルシーな定食への箸がさらに進む空間となっている。

この日は夏バテ予防定食(エネルギー510Kcal/塩分3.5g)として、韓国風焼き肉、ピーマンのサラダ
中華きゅうり、じゃがいもの味噌汁が提供された。

同社では、こうしたヘルシーな食事の提供をはじめとした社員の健康管理を、プロジェクトとして2009年より実施。これまでに蓄積されたデータ解析から改善点を洗い出し、さらに精度や実効性を高める内容にするなどしてさきごろ、メタボ社員ゼロを目指し、本格スタートを切った。

具体的には、計測に使用する機器を最新のものに一新したほか、個別指導対象者への栄養管理士による指導プログラムの実施など、ただやらせるだけでなくPDCA体制をしっかりと構築する事で、社員の健康管理の徹底を図る。

同社では、こうした社員のメタボ対策を主眼とした健康管理のノウハウを、法人向けの健康管理ソリューションサービスとして提供しており、社員食堂も含めた同社製品を駆使したさまざまな取り組みはいわば、商品開発の‘’実証実験の場‘’ともなっている。

2011年07月24日 19:52