イシュア（本社＝東京都港区、小和田みどり社長）はこのほど、「スマイルコスメティック スキンケアライン」（８月25日発売）の発表会を開催した。
ライオンの１００％子会社となる同社は、「スマイルビューティ」の提案をコンセプトに、口腔および口まわりのビューティケアブランドとして「スマイルコスメティック」を立ち上げ、09年３月より展開を開始した。日本初となる歯のシートパック「ティースホワイトパック」やポンプ式ボトルを採用した歯ミガキ「ホワイトニングペースト」など斬新なアイディアを形にしたアイテムは店頭やクチコミなどで話題を集めている。
発表会に先立ち小和田社長は、「美しさとは何かを追求していく中で、万国共通の笑顔（スマイル）というキーフレーズにたどり着き、開発に着手した」とブランド起ち上げ経緯を説明。笑顔によって実年齢よりも３・１歳若く見えるなどの同社の調査結果も合わせて紹介された。
「（商品を）発見する、使うことを夢みる、五感で感じる、使って実感する、愛着をもつ、（友人らと）共有するといった様々なシーンでの化粧品の楽しみ方をスマイルコスメティックで提案し、笑顔からはじまる美しさの提案を『美の国際新基準』にしていきたい」（小和田社長）
その目標に向け発売するスキンケアラインは、メインターゲットに想定する30～40代の女性が、疲れやストレスなどがもたらす「表情のくすみ」に着目し、うるおいのある弾力肌へと導き、笑顔をつくりやすい柔軟な肌状態をキープする「表情の３Ｄ化」をコンセプトに開発した。
化粧水「エッセンスローション」（１５０mL３２００円）、美容液「モイスチャーセラエッセンス」（60ｇ４２００円）、目元口元用美容液「リンクルケアセラム」（30ｇ５０００円）の３品全てに新開発の美容成分「こんにゃくナノセラミド（こんにゃく根エキス）」を配合している。
また10日間の美肌体験セット「トライアルセット」（ミニサイズ３品セット、１２００円）も同時展開し、実感シンプルスキンケアの提案で、トライアルからのロイヤルカスタマー化を図る。
発表会では、共同開発に携わった岡部美代治ビューティサイエンティストが「肌の柔軟性はセラミドの量によって変化する。セラミドは、肌バリア効果と保水効果があるが、その減少により機能が低下すると、肌が硬くなり、くすみやごわつきの原因になる」と肌老化のメカニズムを解説。続いて、こんにゃくナノセラミドに着目した経緯や柔軟性のアップにつながる有効性、新商品の魅力を伝えた。
