(株)ファンケル(本社:横浜市中区、代表取締役社長執行役員:成松義文)は、体の抵抗力に働きかけるサプリメント「百年の健人 –コウバクニクジュヨウ–」を、2011 年9 月20 日から通信販売限定で新発売する。
同製品は、漢方由来の新成分「コウバクニクジュヨウエキス」をメインにしたサプリメント。同成分は、免疫力に働きかけることが分かっている希少植物で、同社が製品化にあたり、約10 年の研究を積み重ねてきた。
「ファンケル総合研究所がコウバクニクジュヨウに注目したのは約10 年前。文献などの情報が少ない希少な素材でした。その後、同エキスは吸湿性が高く、空気に触れただけですぐに固まってしまう成分であることが判明したため、有効性の検証、原料の安定的な確保と合わせ、成分の安定化の研究に約10 年の歳月をかけ製品化することに成功しました。60歳以上のシニアの方に使っていただきたいと考えています」と同社。
同成分は、過酷な環境を生き抜くための高い抵抗力を持った砂漠地帯に生息する希少植物。中国では伝承的に長寿によいといわれ、効果が穏やかなことから、シニアの悩みに合った安心・安全な漢方素材として用いられてきた。中国で栽培が始まったばかりの市場に出まわる量の少ない希少な素材で、日本ではほとんど製品化されていない。
同製品は、同成分に加え、シニアの元気をサポートするビタミンE(α–トコフェロールとして)、亜鉛、コエンザイムQ10、ビタミンB6、メカブエキス(フコイダン含有)の5成分を配合。身体が本来持っている「健康を維持する力」をサポートし、年齢とともに増える悩みに働きかけ、シニアの健康を応援する。
同社では、同志社大学 米井嘉一教授との共同研究で同製品を用いたヒト臨床試験を行なっている。65 歳以上80 歳未満の方 25 名(男性13 名、女性12 名)に12週間連続で被験食品(6粒/日)を摂取してもらい、12週間後にQOLにかかわる自覚症状と免疫にかかわる指標を調査。その結果、両項目において、改善の傾向が確認されたという。
形状はソフトカプセルで、1日の摂取目安量は2袋(6粒)。2袋あたりの主な成分の含有量は、コウバクニクジュヨウエキス:333mg、コエンザイムQ10 :60mg、メカブエキス(フコイダン含有):10mg、ビタミンE(α–トコフェロールとして):200mg、ビタミンB6:1.4mg、亜鉛:15mg。
販路を通販限定としていることについて同社では、ターゲットのシニア層とのコミュニケーションを重視するため、としている。そのため、製品の購入に際し、通常の注文専用窓口ではなくサプリメント相談室の電話番号を案内。専門知識を持ったオペレーターが対応し、悩みや健康状態、薬との飲み合わせなどを確認し、成分や摂取方法などについてもアドバイスを行う。
製品の税込価格は7,400円(60袋入)。