(株)ファンケル(神奈川県横浜市、代表取締役社長執行役員:成松義文)は、2011年11月18日(金)より「コエンザイムQ10」を新発売する。通信販売および直営店舗で販売する。
同製品は、独自製法で吸収性を高めたコエンザイムQ10サプリメント。体内のエネルギーやサビに関わることで知られるその機能性を最適化したものとなっている。
「コエンザイムQ10は、人気の成分である一方、脂溶性で水にほとんど溶けず吸収されにくいことが課題でした。そこで当社は、独自のナノ製剤化技術を活用した、脂溶性の成分が自然と水に混ざり合って広がる“微細乳化製法(特許出願中)”を開発し、新製品に採用。脂溶性のコエンザイムQ10が、水に触れると素早くナノレベルまで微細に混ざり合って広がることで、体内への吸収性を高めました」と同社では説明する。
一般的に、脂溶性成分の吸収性を高めるためには、水と油をなじませるための乳化剤を多量に使用しする必要がある。同社総合研究所では、コエンザイムQ10が体内へ吸収されやすくするため、「ナノ化(微細化)」と「乳化」に着目。水と脂溶性成分をなじませる乳化剤の役割として、少量の大豆由来の成分(レシチン)だけを配合し、コエンザイムQ10をナノレベルまで微細に乳化させることに成功した。
さらに水に溶けやすく、体内でもすぐに溶けて広がる特徴のある「液体ハードカプセル」を新たに採用。高吸収性を追求した。同カプセルは、原料が植物セルロースであることから、安全性・安定性にも優れるというメリットもある。
一日の摂取目安量は2粒(60mg)。
製品の税込価格は、1,890円。約90日分の徳用3袋セットは4,930円。