森川健康堂（株）（熊本県上益郡、森川俊美社長）が昨年6月から販売する植物酵素ドリンク「RIPE-100」が順調に売り上げを伸ばしている。現在までに美容系ルートを軸に設定目標の200%で推移しており、同社では今後さらに新味の投入などで、一層の拡充を図る。
同製品は、100種の植物素材を、独自の発酵技術で熟成・発酵させた植物発酵エキスに、お酢を加えた濃縮タイプの美容飲料。ゆず味、グレープ味をラインナップし、飲みやすい発酵ドリンクとして、女性の支持を集めている。
「2、3年前からファスティングなどで酵素ドリンクが美容ダイエットの切り口で注目を集め始めていたこともあり、順調に売り上げを伸ばしています。酵素ドリンクは、高額で飲みにくいイメージが強いので、より手ごろに使っていただける価格帯とし、おいしく続けられることを意識して製品化したことが評価されているのかもしれません」と同社では、好調の理由を分析する。
同社の植物発酵エキスは、有機野菜を積極採用し、さらに季節の食材やデザイナーズフーズを厳選使用。“食材の丸ごと利用”を原則とし、自然発酵にこだわるなど、原材料のよさを最大限に引き出すことを徹底している。
味は、ゆず・グレープそれぞれが、しっかりとしていながら、お酢の酸味が絶妙にマッチしており飲みやすい。水で３～5倍に希釈して美容ドリンクとして飲むほか、ゆず味はドレッシングとしてサラダにかけたり、グレープ味はヨーグルトにトッピングしてもおいしく楽しめる。
同社では、ターゲットの女性層の利用者をさらに拡充すべく、新テイストも検討。5月に初出展する美容系展示会で、お披露目する意向だ。
製品の希望小売価格は、2,100円（200ml）。カプセルタイプは60球で 2,625円。OEMにも対応する。
