(株)タニタ(東京都板橋区、谷田千里社長)は2012年4月11日より「丸の内タニタ食堂」の特製ランチボックスを17日までの1週間限定で販売する。三越銀座店の催事企画「Ginza Working+」にあわせ、発売する。
同ランチボックスは、今年一月にオープンした「丸の内タニタ食堂」と同じスタイルで、日替わりと週替わりで提供。米飯100g、主菜、副菜2品で構成し、カロリーは1食あたり、500kcal前後、塩分3g前後とし、タニタ社員食堂のコンセプトを忠実に再現する。
レシピ本がシリーズ累計400万部を突破する「タニタの社員食堂」から派生したタニタのレストラン事業は順調な滑り出しをみせており、「丸の内タニタ食堂」は、いまも1日限定300枚の整理券が、昼前にはさばける状況。そうした中で、「並ばずに食べたい」、「ショッピングの合間に気軽に利用したい」とのニーズを受け、今回の限定企画が実現した。
店舗ではイートインコーナーも設けられ、ランチボックスメニューの「ふわふわつくね定食、「さわらの野菜あんかけ定食」が毎日提供される。期間内の提供数は、イートインでの提供数とあわせ、約6000食を計画する。
提供メニュは11日が「ふわふわつくね弁当」(537kcal)、12日が「鮭のこしょう揚げ弁当」(463kcal)、13日が「アスパラの中華風炒め弁当」(488kcal)、14日が「ささみの唐揚げ弁当」(449kcal)、15日が「さわらのネギソース弁当」(506kcal)、16日が豚肉と玉ねぎの甘辛炒め弁当(549kcal)、17日が「鮭のカレー焼き弁当」(449kcal)。週替わりメニューが「さわらの野菜あんかけ弁当」(464kcal)。税込の価格は、いずれも945円。
「丸の内タニタ食堂」では現状、連日整理券配布ながらリピーターもいるといい、ビジネスマンやOLのランチにおける健康意識の高まりやヘルシー食への潜在ニーズの高さが浮かび上がっている。同社では、今回の限定販売の結果を踏まえ、生産体制が整い次第、三越銀座店、丸の内タニタ食堂でのランチボックスの本格販売にも乗り出す。