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平成24年3月期決算/ハーバー研究所

(株)ハーバー研究所(本社東京都千代田区、菅原壽憲社長)は2012年5月30日、平成24年3月期の決算を報告した。

連結での売上高は、135億7,800万円で前期より17億6,800万円増で前期比15%増。売上総利益は、101億48,00万円で前期比5億 4,900万円増加し、5,7%の増益。営業利益、経常利益は、それぞれ前期比56.9%増の3億75,00万円、59,6%増の3億7,400万円だった。純利益は5億1,600万円で前期比2,330.7%のプラスとなった。

売上高は、2011年6月に卸売りを中心とする林原グループの(株)エイチプラスビイ・ライフサイエンスを買収し、第二四半期から連結に計上したため、増収となった。

販売形態別ではインターネットの受注額が18億900万円となり前期比109,7%。通販に占める比率は前期の19.5%から20,9%にアップした。ネット会員も64万5,000人となり、前年から11万5,000人増加した。

品目別では、基礎化粧品が前年比4.2%、トイレタリーが15.8%増収となるなど総じて好調だった。栄養補助食品においては、前年比65,1%の大幅増となったが、これはエイチプラスビイ・ライフサイエンスの計上が大きく寄与した。

新規客・会員数の動向については、概ね前年比増だったが、見込み客獲得数は広告費を削減した影響もあり、前年比35,8%減となった。

来期の業績予想(連結)については、売上高ベースで10億増を目指すとした。施策として、化粧水の5回重ねづけの啓蒙とそれを実現する商品価格値下げなどで顧客数の安定増加と定着化を促進するほか、好調のネット通販のさらなる強化を図るべくWEBサイトのリニューアル、PBやOEM事業の強化などをあげた。

2012年05月30日 12:41