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EGF様ペプチドなど最新の美容成分を配合したスキンケアラインを本格展開

20130705_r001.jpg(株)グランツ(東京都豊島区、狩野明社長)はスキンケアライン「エグランティエ」を本格展開する。エステティックサロンなどへ卸販売する。

同製品は、フラーレン、EGF様ペプチドなど最新の美容成分を配合したスキンケアライン。エステ向けに販売していたプロ仕様のブランドを配合成分から全面リニューアルした。

「20歳でこの世界に入り、27歳で独立後、エステの運営と店販用の化粧品を販売してきましたが、4年前に北海道のベル・クール研究所の柴田(昌之)先生と出会い、ゼロから新しい化粧品ラインをつくることにしました。何度も試行錯誤を繰り返し、昨年夏にようやく完成しました」と同社狩野社長は説明する。

配合成分は、4か月腐らないスイス産リンゴの美容液エキス「マルス・ドメスティカ」、7年間雨が降らなくても枯れないツリー「アルガンツリーエキス」、最も注目を集めるナノテクノロジーの最新素材「フラーレン」、EGFと同じ働きをする植物由来の「EGF様ペプチド」の4つがメイン。いずれも美容業界注目の成分だが、いいものを混ぜればいい化粧品ができるわけでない。

「それぞれの成分を単体としてつくるのは簡単ですが、4つを混ぜるとなるとバランスが一致しないと効果を発揮しない。微妙にずれただけでも全然ダメ。防腐剤フリーですのでさらにその難度は増しました」と狩野社長は苦難の道を振り返る。

もっとも、かけた苦労はそのまま製品力に反映された。決して安くはないものの発売後から評判はよく、リーピート率も非常に高いという。こだわりの成分とナノテクノロジーを駆使したことで、利用者の肌にもストレートに響いたようだ。

製品ラインナップは、クレンジング、洗顔、ローション、美容ゲル、美容エッセンス、美容クリーム、ニキビ美容ゲルの7アイテム。店舗での売りやすさを最優先し、「使ってよかった、をそのまま購買につなげるのが一番」(社長)と施術でも全く同じものを使用する戦略をとっている。

配合成分として「EGF様ペプチド」を使用したのは、医薬品扱いとなる方向のEGFの代替成分としてベストのものであるという判断で、商品設計においてもしっかりと先を見据える。製品の税込み価格は、「fナノモードローション」(7,875円=150ml)、「fナノモードゲル」(9,450円=30ml)、「fレーヴエッセンス」(18,900=30ml)、「fピュールクリーム」(18,900円=30ml)、「fナノモードプリエゲル」(15,750円=30ml)、「fクリアクレンジング」(6,300円=200ml)、「fクリアウォッシュ」(6,300円=100ml)。