小林製薬(株)は、2013年5月27日開催の取締役会において、漢方製剤品の生産体制確立を目的として、漢方製剤品の大手製造販売会社であるジェーピーエス製薬(株)との合弁会社を中国安徽省に設立することを決議した。
同社グループは、近年ヘルスケア分野における製品開発に注力している。中でも今後の成長が期待できる漢方製剤に注目しており、既に、防風通聖散料「ナイシトール」や大柴胡湯「ビスラットゴールド」など10ブランドの漢方製剤品を販売している。
今後の漢方製剤の事業拡大をはかるべく、原料である生薬の調達や漢方エキスの製造の強化のため、中国に合弁会社を設立した。