(株)ファンケル(神奈川県横浜市、代表取締役執行役員:宮島和美)は2013年10月20日より「ファンケル・銀座スクエア」(中央区銀座)をリニューアルオープンする。今春オープン10周年を迎え、フラッグシップショップとしての機能を強化し、各フロアを一新した。
「ファンケルの全てが体感できる」。生まれ変わったファンケルの銀座の拠点は、そのキャッチフレーズ通り、同社の企業姿勢・技術・サービスを結集した、美と健康をかなえる施設として、さらにパワーアップした。
美容に関連する「ビューティーエリア」が3階から5階。健康に関連する「ヘルスエリア」が6階から8階。それぞれ3フロア用意された。全フロアを通じ、特徴的なのは、カウンセリング力の強化だ。
ビューティーエリア5階では、独自開発の「各層バイオマーカー測定」で肌特徴を解析。最先端技術により、2時間足らずで、肌状態を知ることが出来る。ヘルスエリア8階は、予防医療ミュージアムとして、健康情報が展示され、モニターを駆使して脳・循環器・消化器・体組成の4つのテーマを紹介する。
両フロアには研究所から派遣された研究員が常時スタンバイしており、消費者にとっては、ファンケルの“技術”に生で触れられる貴重な場となる。研究員にとっても市場の生の声をヒアリングできる機会となり、ファンケルのさらなる商品力アップにフィードバックされる。
3階、4階のビューティーショップ、6階、7階のヘルスハウスでは、ビューティーアドバイザーや管理栄養士によるカウンセリングが受けられ、個々の状態に応じたコスメやサプリメント選びを指南してもらえる。コスメやサプリ面に関する不安や疑問をすっきりと解消した上で、購入も行える仕組みで、今後、全国の直営店舗にも展開していく。
また、試飲やコスメのトライアルも充実。要予約ながら、無料のパウダールーム(ファンケル会員限定)などもあり、まさに「ファンケルの全てを体感できる」美と健康の一大拠点となっている。
入り口となる一階は、世界中からの訪問者を「おもてなし」で迎え入れるべく、インフォメーションカウンターを新設。日英中の3ヶ国語対応可能なスタッフを配置し、インターナショナルな観光スポットとしても機能を充実させた。
今年に入り、同社はネット対応を強化。今回の銀座のフラッグシップショップリニューアルによる「リアル」の強化とあわせ、同社では、消費者ニーズを一層追求した商品力の強化で、池森・宮島新体制に弾みをつける。