三菱レイヨン株式会社のグループ会社で、浄水器、医療用水処理装置を販売する三菱レイヨン・クリンスイ株式会社は、水に関わる美容ブランド「WATER COUTURE (ウォータークチュール)」を立ち上げ、美容市場に参入します。第一弾として、美容サロン向げに小型・簡便化した人工炭酸泉装置「WATER COUTURE SODA SHOWER(ソーダシャワー)“WS101″1」を開発、2015年4月より販売を開始します。
新たに立ち上げる新ブランド「WATER COUTURE (ウォータークチュール)」は、“こころもカラダも美しく”という理念を掲げ、水と人のかかわりを考え、行動していくブランドです。ブランド名は、水(water)とオートトクチュール(hautecoutureからの造語となっています。フランス語でhaute(オート)は「高い」「高級」を意味するhaut(オー)の女性形、couture(クチュール・女性名調)は高級仕立服を意味することから、女性をベースとした言葉と、水を服と捉えた言葉からの造語にもなっています。クリンスイ社が浄水器・メディカル事業に加え、新たにブランドを立ち上げる背景には、2兆円を越えると言われている巨大な規模の美容市場の中で、「水」を絡めたビジネスに大きな可能性があると判断したからです。
第1弾として開発した「SODA SHOWER(ソーダシャワー)“WS101″」は、美容サロンのシャンプー台への設置をメインターゲットにした人工炭酸泉装置です。同製品は、美容室やエステティックサロンなどへの導入を主眼に置き開発、小型化・操作の簡素化を実現し、かつ従来品同様の高濃度を実現しました。
美容業界では近年、炭酸泉や炭酸シャワーなど“炭酸”を使った機器・サービスが注目されており、飲用・洗顔・洗髪等、体の内外で活用される傾向にあります。“炭酸”需要の高さを踏まえ、クリンスイ社がこれまで培った人工炭酸泉に関わるノウハウを活かし開発の運びとなりました。炭酸泉とは、炭酸ガス(二酸化炭素)が溶け込んだお湯のことで、別名「ラムネの湯」とも言われています。日本の温泉法では、お湯1リットルに炭酸ガスが0.25g以上(250ppm)溶けたものがニ酸化炭素泉と定義されており、その中でも、1,000ppm以上のものは療養泉と認められています。炭酸泉は、濃度が高ければ高いほどその効果を発揮すると言われています。
※詳細は下記URLをご参照ください。
◎三菱レイヨン株式会社 2015年2月5日発表
http://www.mrc.co.jp/press/detail/pdf/20150205122018.pdf
◎三菱レイヨン株式会社 公式サイト
http://www.mrc.co.jp/