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“回復着”から普段着バージョンが登場

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リカバリーウェアを開発・販売するベネクスがポロシャツを新発売。インナーでの展開からアウターにも進出し、休養シーンのさらなる深化をサポートする。201551日から夏季限定で販売する。

同製品は、リカバリーウェアの普段着バージョン。インナーがメインだった回復着の活用シーンを拡大し、疲労回復の一層のアシストを促進する。

アウターとなるため、着心地に配慮。同社のリカバリーウェアの特長であるナノプラチナなど数十種類の粒子状の鉱物を練り込んだ繊維を使用し、ポリウレタンを配合することで伸縮性を高めた。さらに綿も使用し、通気性にも優れる。

ボタンダウンスタイルで、カラーは全6色をラインナップする。税込の価格は15,120円。

日本にリカバリーウェア市場を開拓した同社は、勢いを駆って海外進出も果たす。ドイツ・ミュンヘンのスポーツ用品販売代理店と、欧州での代理店契約を締結。20155月初旬から、まずはドイツとスイス、オーストリアのドイツ語圏内で販売する。

「休養のためとのウェアというほかのだれも踏み込んでいない領域に市場を切り開いている点が素晴らしい。休養というのはアスリートはもちろん、すべての人に必要なことなので、将来展望も非常に明るいと考えている」と総代理店として欧州市場を担うAGMスポーツトレーディング社のローター・ハイニッシュ氏は力を込めた。

欧州展開にあたって同社は、特許取得の繊維のみを輸出し、デザインや製造は現地で行う。完全欧州仕様で、現地のし好に合わせるためで、「メイドインEU テクノロジー バイ ジャパン」で欧州市場を攻める。販売目標は、初年度7.00万円から1億円。3年後には年間3億円を目指す。

 

 

 

2015年03月18日 15:23