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熱中症指標計の発売を開始

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分析機器製造販売の京都電子工業株式会社(所在地:京都市南区、代表取締役社長:勝木 謙三)は、梅雨から夏季にかけて発症しやすい熱中症の予防に効果のある暑熱環境の指標(WBGT値)を速やかに計測する熱中症指標計のニューモデル「WBGT-203A」「WBGT-203B」「WBGT-213A」「WBGT-213B」の4機種を発売しました。(特許第3556192号)

熱中症は近年、夏季に多く発症し、重度の場合は死亡に至る事例も新聞やニュースで報道されています。熱中症を予防するためには、スポーツ活動や労働活動をおこなう周囲の環境状態を十分把握し、運動量・活動量をその環境に応じた適切な量に調整することが最も重要です。このたび発売した熱中症指標計は、その活動する周囲の暑熱環境の状態を測定し、湿球黒球温度(WBGT)と呼ばれる指数を表示します。この指数によってJISやISOで決められた活動量を目安に、休憩や水分補給といった、適宜こまめな安全管理をおこなうことができます。

どのタイプにも危険度をお知らせするアラームブザーを内蔵しました。また、標準付属のアタッチメントを利用することで三脚に取り付けができます。

・WBGT-203A、WBGT-203B

スポーツ環境や室外環境の測定に適しています。(財団法人日本体育協会推奨品)

・WBGT-213A、WBGT-213B

労働環境下における測定に適しています。(中央労働災害防止協会販売提携品)

WBGT-203BとWBGT-213Bは、日時と測定値を連続的に本体メモリに記憶することができ、後でパソコンに日時と測定値を転送することができます。記録の管理に有効です。(別売の通信ケーブルが必要です)

■主な仕様(共通項目のみ)

・測定範囲

WBGT     0 ~ 50℃

気温     0 ~ 50℃

相対湿度  10 ~ 90%RH

黒球温度   0 ~ 80℃(スポーツ用は60℃まで)

・精度範囲(自然通風環境下にて)

WBGT    ±2.0℃ (15~35℃)

気温    ±1.0℃ (15~40℃)

相対湿度  ±5.0% (20~80%RH)

黒球温度  ±2.0℃ (15~50℃)

・黒球サイズ φ24mm

・電源    アルカリ単四乾電池×2本

・本体寸法  長さ240mm×幅40mm×厚さ32mm

・質量    本体 約115g(乾電池含む)

定価   33,000円~

発売日  平成21年5月20日

販売目標 年間10,000台以上

<用語の説明>

WBGT:

湿球黒球温度(wet bulb globe temperatureの略 単位は℃)のこと

暑さが体に及ぼす負担を評価する国際的な基準 (JIS Z 8504、ISO7243)。

<労働環境における安全管理>

厚生労働省の熱中症予防に関する通達:

「熱中症の予防について」平成8年5月21日付け 基発第329号 通称8年通達

「熱中症の予防対策におけるWBGTの活用について」平成17年7月29日付け 基安発第0729001号 通称17年通達

■京都電子工業株式会社 概要

商号  : 京都電子工業株式会社

代表者 : 代表取締役社長 勝木 謙三

本社  : 京都市南区吉祥院新田二の段町68番地

設立  : 1961年7月3日

事業目的: 研究用分析計、環境用分析計、医用分析計の製造販売およびそれに付帯する一切の業務

資本金 : 3,000万円(自己資本26億6千万円)

URL   : http://www.kyoto-kem.com/

2009年06月09日 19:49

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