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東洋新薬 「大麦若葉末」の大腸癌抑制作用に関する追加知見を取得

株式会社東洋新薬(本社:福岡県福岡市、本部:佐賀県鳥栖市、代表取締役:服部利光)は、大麦若葉末の大腸癌抑制作用に関する追加知見を得ましたので、第65回日本栄養・食糧学会において発表いたしました。

『大麦若葉末』は、イネ科オオムギの若葉部を乾燥、微粉砕加工した食物繊維を豊富に含む機能性食品素材です。臨床試験において、便通改善作用を有することを確認しており、平成22年8月23日付けで便通改善作用を許可表示とした特定保健用食品の承認を受けています。

今回同社は、大阪青山大学 健康科学部 片山 洋子 教授をはじめ、福岡女子大学、広島工業大学との共同研究において、大麦若葉末の大腸癌抑制作用に関する追加知見をin vivo試験で得ましたので、第65回日本栄養・食糧学会(2011 年5 月13 日(金)~15 日(日)、東京・お茶の水女子大学)において発表いたしました。

■ 発表骨子

5週齢のBALB/cマウス〔注①〕を大麦若葉末群(大麦若葉末を3%配合させた飼料)と対照群(大麦若葉末を含まない普通飼料)に分け、最初の10週間は、それぞれの飼料を自由摂取させながら発癌性物質を投与し続けました。さらに、その後7週間にわたり、それぞれの飼料を自由摂取させた後、両群の大腸癌の病変を比較すると共に盲腸内の有機酸を測定しました。

その結果、大麦若葉末群は対照群と比較して、癌になる前の過程にみられる前癌マーカーの発現個数および発現率の有意な低値が認められました。また、大麦若葉末群では対照群と比較して盲腸内の総有機酸濃度〔注②〕、酪酸〔注③〕濃度が有意に増加しましたこのことから、大麦若葉末は腸内環境を改善することで、大腸癌発症を抑制することが示唆されました。

東洋新薬は今後も大麦若葉末を用いた独自性の高い商品を開発し、より一層の拡販に注力して参ります。

〔注①〕 BALB/cマウス

発癌性物質の影響を受けやすいため、癌や免疫学の研究に一般的に用いられるマウス。

〔注②〕 総有機酸濃度

盲腸内の酢酸やプロピオン酸、酪酸などの有機酸の濃度。有機酸は食物繊維などが腸内細菌に代謝されることで生成する。有機酸濃度の増加により腸管内pHが低下すると、発癌物質を生成する腸内細菌が少なくなるなど、腸内細菌叢が改善される。

〔注③〕 酪酸

有機酸の一種。酪酸は大腸上皮細胞のエネルギー源としても重要である。細胞の修復や分化を促進する一方で、癌化株細胞の増殖を抑制することが知られている。

2011年06月06日 15:55

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