創業80 周年を迎えるナリス化粧品（代表者：村岡弘義 本社：大阪市福島区）は、女性の関心が高い『アンチエイジング』の研究において、約80種類の候補素材を研究した結果、ホオズキの一種で食用の「シマホオズキの果実」に、 “シワやたるみ”の改善に効果的な成分があることを発見しました。本研究については今年3 月25 日に京都で行われた日本農芸化学会で発表、8 月24 日、関連の特許出願を行いました。秋から冬にかけて、夏に浴びた紫外線によるダメージ肌に女性の注目が集まることを期待し、この研究成果を応用した、新たなエイジングケア化粧品として本年度の製品化を予定しています。
◆ シマホオズキについて
シマホオズキは南米原産のナス科の多年草植物で、古代インカ帝国ですでに栽培されていたことから、インカベリー、インカゴールデンベリー、インカのスーパーフルーツとも呼ばれています。ポリフェノールやビタミンA・C が豊富に含まれており、抗酸化作用にも優れていると言われています。（※）
※参考： Physalis peruviana Linnaeus,the multiple properties of a highly functional fruit : A review, Food Research International
44 （2011） 1733–1740
◆食用のホオズキについて
シマホオズキを含む食用のホオズキは、ヨーロッパでは古くから栽培が盛んで、特にフランスでは「フェサリス」と呼ばれ、ジャムやお菓子の材料によく使用されています。食用のホオズキには各種ビタミン類を多く含み、中でもコレステロールの低下、美肌効果があるとされるイノシトールの含有量は高く、美容フードとして注目されています。最近では日本においても栽培が行われるようになり、高級レストランでも食材として用いられています。
（※）
※参考：平成21 年度調査・研究事業 岩手県内の「農商工連携事例」に関する調査研究報告書 2010 年1 月発行 P22～25
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経営企画室 担当：髙子（たかこ）亜希子
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【関連資料】
◎リリースURL/PDF
http://www.naris.co.jp/news/pdf/20120920.pdf
◎株式会社ナリス化粧品：公式サイト
http://www.naris.co.jp/
