健康と美容のニュースなら健康美容EXPOニュース

美容室・サロン向け顧客管理・売上管理システムを販売開始/日立システムズ

株式会社日立システムズは、美容室やサロン向けに、高額なシステムを導入することなく顧客や売上を手軽に管理できるクラウド型のシステム「Salon’s Mate(サロンズメイト)」を、本日から販売開始します。

昨今の美容業界は、若年層の減少や節約志向からくる売上・利益の低下により閉店する店舗が増える一方で、若手美容師が独立して開店する店舗も多く、新旧の入れ替わりが活発に行われています。また、材料の調達や教育・広告宣伝のコスト低減を目的とした美容室やサロンのチェーン化も進展しています。こうした美容業界の店舗が顧客や売上の管理に利用するシステムは、これまで導入型のシステムが主流でしたが、システムの導入や維持に要する費用が大きな負担となっていました。

こうした背景から日立システムズでは、ITに対する総合力を生かして、従来より培ってきたクラウド技術・ノウハウや強固なデータセンター事業の経験と基盤、高品質な保守サービスなどを組み合わせ、高額なシステムを導入することなく、月額料金で手軽に利用できるクラウド型の美容室・サロン向け顧客管理・売上管理システム「Salon’s Mate」を開発しました。

20121017_r02.jpg「Salon’s Mate」は、美容室やサロンにとって重要な顧客管理をはじめ、売上管理・分析、販促などの機能を備え、美容室・サロンの運営に必要な業務全般を支援するシステムです。例えば顧客管理は、顧客の予約状況はもちろん、過去のカルテや来店サイクル、DM発行履歴などをきめ細かに管理でき、複数の検索条件からすばやく検索できます。また、新規・リピート顧客の数や単価、施術別の売上構成比などを、日別・月別・担当別にリアルタイムで知ることができ、リピート促進や顧客単価アップ、担当者別の成果アップの指標として役立てることが可能です。

「Salon’s Mate」は、システムの利用に伴い発生する初期費用が1社あたり30,000円(税抜)から、月額費用がパソコン1台あたり9,800円(税抜)から利用可能であり、システム導入の負担になっていた費用を抑えることができます。また、パソコンが故障してもデータはセンターにあるので、パソコンが修復できればすぐにシステムを利用できる点、自動バージョンアップにより常に最新の機能が利用できる点などのメリットがあります。

さらにデータの管理やバックアップは高度なセキュリティを施したデータセンターで実施するほか、「Salon’s Mate」に関する操作や障害時の問い合わせ、パソコン操作やMicrosoft Office®(WordやExcelなど)の操作に関する問い合わせにも、専門の資格保持者が対応します。こうした基本サービスのほかにも、「パソコンや周辺機器の修理やサポートまで全て対応してほしい」という美容室・サロンのニーズを受け、日立システムズの全国約300か所のサポート拠点を生かし、パソコンや周辺機器の初期設定や保守を行う「Make IT Simple®」もオプションサービスとして提供します。今後は、操作教育や導入コンサルティングなどもオプションに追加し、美容室やサロンが本業に集中できるよう、隅々まで行き届いたサービスを提供していく予定です。

日立システムズは、主力事業として強化中であるクラウドサービスの一つとして、日立グループのクラウドソリューション「Harmonious Cloud(ハーモニアスクラウド)」の下、美容室・サロン向け顧客管理・売上管理システム「Salon’s Mate」を販売パートナー(ディーラー)を通じて拡販し、2017年度末までに累計約4億円の売上をめざします。また、日立システムズが運営するオープンクラウドマーケットプレース「MINONARUKI(みのなるき)」でも近日中に販売を開始し、トライアルの環境も提供する予定です。

※リリースの詳細は関連資料をご参照ください

【関連資料】
◎リリースURL/PDF
http://www.hitachi-systems.com/news/2012/20121017.html

◎株式会社日立システムズ:公式サイト
http://www.hitachi-systems.com/

2012年10月17日 13:14

関連記事