サントリー食品インターナショナル株式会社は、第9回3R全国大会(主催:環境省)において、平成26年度「循環型社会形成功労者環境大臣表彰」を受賞しました。また、平成26年度「リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」(主催:リデュース・リユース・リサイクル推進協議会)で「リデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞」を受賞しました。
今回の2つの受賞は、同社の3R(リデュース・リユース・リサイクル)の考え方にもとづいた容器包装の環境負荷低減の取り組みが高く評価されたもので、主な評価のポイントは以下のとおりです。
●分別・リサイクルのしやすい国産最軽量ボトルの開発
2013年2月に導入した国産最軽量となる29.8gの2Lペットボトルに加え、同年5月には、国産最軽量の11.3gの「サントリー天然水」550ml(自動販売機対応商品は除く)の独自開発ペットボトルを導入し、大容量・小容量ともに国産最軽量を実現。また同年12月には「サントリー天然水」以外の「伊右衛門」「サントリー ウーロン茶」など11製品にも国産最軽量クラスとなる31.3gとなる2Lペットボトルを導入。軽量化することで、飲用後により簡単に手でつぶせるペットボトルとなりました。
●国産最薄ラベルのさらなる薄肉化(12μmのロールラベル導入)
再生PET樹脂を60%使用した18μmの商品ラベルの2010年秋からの採用を皮切りに、再生PET樹脂の混合率を60%から80%に引き上げ、さらに国産最薄となる16μmの商品ラベルを2012年5月より実用化することで、さらなる環境負荷低減を目指した取り組みを展開しています。
2014年4月より、さらに4μm薄肉化した商品ラベルを実用化し、「サントリー天然水」に2014年4月より導入しました。
サントリー食品インターナショナルグループは、バリューチェーン全体での環境負荷低減活動に積極的に取り組んでおり、「CDP2014 Japan500」においても「気候変動情報開示先進企業(CDLI)」と「気候変動パフォーマンス先進企業(CPLI)」に選定されるなど、高い評価をいただいています。今後も容器包材のユーザビリティに配慮しながら、軽量化や環境負荷の少ない素材の採用など、国内外において持続可能な豊かな地球環境を次世代に引継ぎ、自然との共生を実現すべく、環境経営を推進していきます。
〈循環型社会形成推進功労者環境大臣表彰〉
環境省によって平成18年度に設けられた、循環型社会形成推進功労者を表彰する制度。廃棄物の発生量の抑制(リデュース)、再使用(リユース)、再生利用(リサイクル)の適切な推進に顕著な功績があった個人、企業、団体を表彰し、その功績をたたえて、循環型社会の形成の推進に資することを目的としています。今年度の表彰式は10月29日(水)に開催され、同社は「環境大臣表彰」を受けた3企業のうちの1社に選出されました。
〈リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰〉
主催は、リデュース・リユース・リサイクル(3R)推進協議会。3R運動に率先して取り組み、継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている個人、グループ・学校・事業所・地方公共団体等を表彰することにより、3Rの促進とリサイクル意識の高揚を図ることを目的としています。今年度の表彰式は10月28日(火)に開催されました。
※詳細は下記URLをご参照ください
◎サントリー食品インターナショナル株式会社 2014年10月29日発表
http://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/d/sbf0213.html
◎サントリー食品インターナショナルホームページ(環境サイト)
http://www.suntory.co.jp/softdrink/eco/
◎サントリー食品インターナショナル株式会社
http://www.suntory.co.jp/softdrink/company/?fromid=2co_cont