森下仁丹株式会社は、「ビフィズス菌による透析患者の便秘改善作用と心理変化による QOL 向上作用」について、「第 60 回(社)日本透析医学会学術集会・総会(2015 年 6 月 26 日(金)~6 月 28 日(日)、於:パシフィコ横浜)」にて、桃仁会病院、兵庫県立大学、淀川キリスト教病院と共同発表いたしました。
これまでの研究により、同社のビフィズス菌を生きたまま腸まで届けるシームレスカプセル製剤(以下、ビフィズス菌カプセル製剤)の摂取によって、血液透析患者の血中リン値が低下すること(Ogawa T., et al., Clin Kidney J, 5:373, 2012)や腸内環境を改善することが報告されています。同研究では、慢性的な便秘を有する慢性維持血液透析患者 24 名(解析対象者)に、8 週間ビフィズス菌カプセル製剤を摂取して頂いたところ、21 名(87.5%)に便秘の改善が認められました。
また、摂取前と比較して、心理面を評価するスコア(The Patient Assessment of Constipation Quality ofLife Questionnaire(PAC–QOL))が有意に低下し、QOL の向上が認められました。さらに、早期に便秘が改善した群(1~4 週目に便秘改善)では、血清リン値が有意に低下する作用もみられました。
※詳細は下記URLをご参照下さい
◎森下仁丹株式会社 6月29日発表
http://www.jintan.co.jp/file/newspdf000122.pdf
◎森下仁丹株式会社 公式サイト
http://www.jintan.co.jp/