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「公益信託 タニタ健康体重基金」2017年度助成対象8件が決定/タニタ

健康総合企業の株式会社タニタが創設した「公益信託 タニタ健康体重基金」の2017年度助成対象者が決定しました。

同基金は、肥満やこれに起因する生活習慣病をなくすための優れた研究や活動について助成するもので、生活者の健康増進と福祉の向上を目的に、タニタ創立50周年にあたる1994年に創設しました。

近年の応募件数の増加を鑑み、国内への支援を強化するため、今年度から応募対象を国内の研究・活動としています。今回は40件の応募があり、学識経験者らからなる運営委員会の厳正な審査の結果、新規性の高い研究・活動テーマ8件を助成先に決めました。

助成先および助成対象の研究・活動テーマは次の通りです

【国内】
■研究助成
五十嵐 正樹(いがらし まさき)氏
東京大学大学院 医学系研究科 生体防御腫瘍内科学講座 代謝・栄養病態学教室 助教
「腸管上皮細胞の加齢性変化に着目した肥満改善、体重管理の戦略」

石田 昌義(いしだ まさよし)氏
近畿大学 医学部 再生機能医学教室 助教
「脂肪組織由来幹細胞を用いる新たなメタボリックシンドローム治療法の開発」

日下部 徹(くさかべ とおる)氏
独立行政法人国立病院機構京都医療センター 臨床研究センター 内分泌代謝高血圧研究
部 臨床内分泌代謝研究室 室長
「サルコペニア肥満の効果的診断法と新たなメタボ対策の確立―Site-specficサルコペニアの意義―」

新藤 隆行(しんどう たかゆき)氏
信州大学大学院 医学系研究科 循環病態学講座 教授
「褐色およびベージュ脂肪細胞の機能制御による、メタボリックシンドロームの新規治療
戦略」
常田 聡(つねだ さとし)氏
早稲田大学 先進理工学部 生命医科学科 教授
「食品ポリフェノールの腸内細菌叢改善を介した抗肥満効果」

安河内 友世(やすこうち ともよ)氏
福岡大学 薬学部 統合臨床医学講座 免疫・分子治療学分野 講師
「胎内における肥満インプリンティング機構の解析-エピジェネティックの観点から-」

二若 久美(ふたわか くみ)氏
武庫川女子大学 薬学部 臨床病態解析学講座 助手
「エネルギー代謝の分子基盤とサルコペニアに対する治療法開発に関する研究」

■活動助成
竹内 治子(たけうち はるこ)氏
東京大学大学院 医学系研究科 国際地域保健学教室・井口病院小児科 客員研究員
「開発途上国農村地域における全出生児の生下時体重計測の取り組み-DOHaDの観点からの、低出生体重のもたらす危険啓発の第 1 歩-」

リリース料に記載されている情報は発表日現在のものです。このため、時間の経過あるいは後発的なさまざまな事象によって、内容が予告なしに変更される可能性があります。あらかじめご了承ください。

【詳細は下記URLをご参照ください】
株式会社タニタ 2017年12月5日発表
株式会社タニタ【公式サイト】

2017年12月06日 10:56

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