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野菜摂取の充足度を表示できる機器を発売/カゴメ

カゴメ株式会社は、ドイツの Biozoom services 社(バイオズーム サービス社)(*1)と共同開発した野菜摂取の充足度を表示できる機器「ベジチェック」のレンタル・リース及び本機器を使った健康サポートプログラムの販売を、7月1日(月)より開始します。主に、企業や自治体の健康増進支援ツールとして、健康管理や健康診断での食事指導など、様々な場面でご活用頂けます。

同機器は、皮膚のカロテノイド量を測定することで、野菜摂取の充足度を120段階(0.1~12.0)で表示するとともに、野菜摂取量の推定値(g)を表示します。

LED を搭載したセンサーに手のひらを当て、数十秒で測定が完了することから、利用者がその場で結果を見ることができる簡便さが特徴です。

野菜の摂取は各種疾病の予防につながることが知られています。しかし、日本人成人の平均野菜摂取量は1日あたり約290gとされており、厚生労働省が目標として掲げる1日350g以上には届いていないのが現状です(*2)。

同社は「ニッポンの野菜不足をゼロにする」ことを目標として掲げており、生鮮野菜や野菜加工品などの商品(モノ)に加え、トマトをはじめとする野菜に関する知見を活かした健康サポートプログラム(健康セミナー、メニューレシピ監修、料理教室など)のコンテンツ(コト)の開発・販売にも力を入れて取組んでおります(*3)。

本機器を健康サポートプログラムに活用することで、利用者に対し「野菜をもっと摂取する」という行動を促します。カゴメは「ベジチェック」を通じて、野菜を摂ることへの関心を高め、野菜摂取の促進に貢献することで、お客様の健康増進および健康経営推進のサポートを行ってまいります。

*1 Biozoom services 社
Biozoom services 社(Biozoom services GmbH、ドイツ)は、非侵襲測定に用いる光学機器の開発・提供を行っている企業です。本測定器をはじめとして、最適な条件で皮膚や血液中のバイオマーカーを測定する製品に、特許を取得した独自の光学的センシングテクノロジーを活用しています。

*2 出典:平成 29 年「国民健康・栄養調査」、20 歳以上男女の平均値

*3 カゴメの健康サービス事業
同社は2018年10月に健康事業部を立ち上げ、主に法人や自治体むけに、健康増進をサポートするサービスを開発・販売しています。食と健康のプロである同社の管理栄養士によるプロジェクトチーム「野菜と生活 管理栄養士ラボ」がその一翼を担い、トマトをはじめとする野菜に関する知見やメニューレシピの開発力を活かして、野菜摂取の重要性や野菜を普段の食生活に上手に摂り入れる方法を学べるセミナー、手軽に野菜が摂れるメニューレシピなどを開発・販売しております。また企業や大学むけの食育コンサルティングも行っております。

【 詳細は下記URLをご参照ください 】
カゴメ株式会社   2019年6月25日発表
カゴメ株式会社   公式サイト

2019年06月26日 15:50

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