ニチバン株式会社は、新型コロナウイルスによる生活様式の変化により増加している体調不調を「自粛痛」と称し、実態調査や対策法を発信しています。この度、9月3日の「睡眠の日」に先駆け、「コロナ禍の睡眠不調」について2021年8月に20代から60代までの男女500名を対象に調査を実施しました。
その結果、感染拡大より1年半が経過した現在、約3割の人で睡眠の質が下がり、日常生活にも影響を及ぼしていることが明らかとなりました。
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■ 調査概要
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新型コロナウイルスの感染拡大から1年半が経過し、国内では4度目の緊急事態宣言が発令され、長引く自粛生活に終息の兆しはまだ見えておりません。2021年6月に実施した当社の調査では、リモートワークなどの生活環境の変化により約4割がコロナ禍で不調を抱えており、そのうちの6割が慢性化していることが明らかになりました。 (ご参考:コロナ禍の健康状況の調査:https://www.nichiban.co.jp/news/2021/07_01/ 別ウィンドウで開きます )
先行きの見えない不安から精神的ストレスが身体の不調・痛みに与える影響は大きく、睡眠にも影響していると考えられます。そこで、9月3日の「睡眠の日」に先駆け、コロナ禍の睡眠の質・悩みに関する調査を実施しましたので、下記ご報告します。
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■ 調査サマリー
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◎コロナ禍の平均睡眠時間は6.5時間・「眠りが浅くなった」と回答した人は約3割
コロナ前後の自身の睡眠の質について、約3割が下がったと回答。
◎コロナ禍で増えた睡眠の悩み、1位は…
コロナ禍の睡眠について、20代は4割近くが悩みを抱えていることが判明。
睡眠の悩み1位は「熟睡できない」「夜寝付けない」。
さらに「疲れや痛みが回復しない」「肩や腰の痛みで眠れない」など痛みによる睡眠障害も。
睡眠の悩みの原因は「ストレスや不安」 「運動不足」 「生活リズムの乱れ」が上位に。
◎コロナ禍の“自粛痛”、最も多いのは「肩」の痛み。8割が睡眠にも影響
“デスクワークの増加で肩がこり、眠りにつきにくい”
“在宅になり、動くことが少なくなり腰、肩、首が痛くなることが増えた”などの意見も。
◎“1年以上”睡眠の悩みが続いている人は5割以上/日常生活にも影響が出ている人は8割以上
睡眠で悩んでいる期間は、「1年以上」がトップになり、7割以上が悪化したと感じていることが判明。
さらに、睡眠の悩みの影響で、日常生活に影響がある人は8割以上で、“疲れやすくなった” 、“不安感やネガティブな気持ちになる”など、身体・精神ともに影響が。
◎睡眠に悩みがある方で、改善に取り組んでいる方は約6割
対策法は“ストレッチ”、“運動”が上位に。
【詳細は下記URLをご参照ください】
・ニチバン株式会社 2021年8月27日発表
・ニチバン株式会社 公式サイト