健康と美容のニュースなら健康美容EXPOニュース

世界初の乳酸菌チョコレートの供給開始

0312-1.jpg

セティ(株)(東京都千代田区、レジャル・ファビェン社長)は、世界初の乳酸菌チョコレートのバルク供給を開始した。同原料については、同社が世界最大のチョコレートメーカー、バリー・カレボー社(本社スイス)の販売代理店として独占展開する。
同原料は、生きた乳酸菌の一種プロバイオティクスをチョコレートに応用したプロバイオティクス・チョコレート。フランス・ラルマン社の技術「Probiocap潤增vとバリー・カレボー社の独自技術のコラボレーションにより誕生した。常温で12ヶ月間(12℃~20℃で保管)生菌数保証を実現した世

0312-2.jpg

界初のチョコで、欧州を中心に注目を集めている。
乳酸菌については、最も効果がみられたラクトバチルス菌とビフィズス菌の2種類をベストの比率で配合。マイクロカプセル化した乳酸菌であることに加え、チョコレートにしたことで胃酸耐性があり、小腸、大腸まで届くことが確認されている。
乳酸菌摂取の一般的な食品である牛乳や乳酸飲料と比較した実験も行われており、その結果、摂取時から胃および小腸通過後の生菌率が3倍以上であることが判明。SHIMEテストによる胃・小腸・大腸における同素材由来の乳酸菌定着でも胃・小腸だけでなく、大腸でもラクトバチルス菌、ビフィズス菌が確認され、大腸でのプロバイオティクス効果が期待される。

0312-3.jpg

一日の推奨摂取目安量は13.5g(乳酸菌量=1億800万)。乳酸菌摂取の代表的食品、ヨーグルトの場合は125gが必要で、カロリーベースでもヨーグルトの120kcalに対し、72kcalと抑え目となる。テイストはミルクとビターの2種。同社では、チョコレート菓子への応用、ビスケット、クッキーなどのコーティング、アイスクリームなど多様なアプリケーションを提案。プロバイオティクス乳酸菌をチョコレートから摂取できる初めての製品として、幅広く展開する。
2009年03月12日 14:26