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ヘアを蘇らせる”炭酸トリートメント”機器を美容室向けに新発売

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(株)アレイカジャパン(東京都港区、永峯和彦社長)は、炭酸泉生成装置ラムネスパ「HS-800(サロン仕様)」を新発売する。美容室向けに差別化機器として展開する。

同製品は、サロンでの使用を想定した炭酸泉生成装置。医療機関や温浴施設で広く認知される炭酸泉がヘアケアにも有効であるとして、美容室向けに「BONAMI赤坂」(東京都港区赤坂)の協力の下、ヴィータ(株)(埼玉県ふじみ市)と共同開発した。

「もともと医療機関・温浴施設で使われる本格的な炭酸泉生成装置なので、濃度はしっかり1000ppmを実現します。すでに炭酸泉生成装置は美容室に導入されていますが、この機器は、水道管直結で毎分8l以上かけ流し炭酸泉を供給するので、使い勝手に優れ、安全性・経済性にも優れています。導入することで、サロン様は顧客満足度のアップにつながりますので差別化もアピールできます」と同社・商品企画開発部佐々真一氏は力説する。

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欧州では、医療シーンでも使われるなどその健康効果が知られる炭酸泉。毛髪に対しては、同機が生成する炭酸泉では、健康的な毛髪のpHと同じ4.8~5.5で安定しており、髪の毛の中まで浸透し、さまざまなたんぱく質の結合を正常な状態に戻す力があるとされる。さらにサロンでのパーマ・カラーリングの際の毛髪ダメージの軽減と残留アルカリも除去する。

共同開発をサポートした「BONAMI赤坂」では、昨年6月から試験的に導入し、パーマやカラーリングなどの後、最後に“炭酸トリートメント”として活用。洗髪後、6分から8分、頭部全体に炭酸泉をたっぷりとかけ流す。その仕上がりは、つやとコシが充分にあり、忘れかけていた傷む前のような若々しさと美しさが蘇る(写真左が施術後)。同店はもともとヘアケアにはこだわっていたが、それでも常連客は、以前にも増して大満足して帰ってゆくという。

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設置イメージは、同機を炭酸ガスボンベ(消耗品)と温度調整期に接続するだけ。特別な工事は必要なく、30分もあれば設置できるという。機器の大きさは、高さ約50㎝、幅約30cm、重量10kgとコンパクトで、じゃまにならない。同社では、今後、大型サロン向けに1台で複数の髪洗台へ炭酸泉を供給対応できるタイプの発売も予定している。本体価格は、80万円(税抜き)。