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Eコマース(電子商取引)に欠かせないオンライン決済の中国市場

インターネット通販ビジネスにおいて、“商流”、“金流”、“物流”の3つが重要な要素があり、特に、日本企業が中国のネット通販市場へ進出する際、“金流”、即ちお金の流れが非常に大きなポイントと考えています。なぜなら、中国人のお客様を相手にして商品またはサービスを販売し、対価としてお金を支払って頂くものの、日本企業にとって外貨である人民元を貰っても、円に変換して回収しなければ行けないからです。

日本や欧米市場に於いて、Eコマースの支払い手段として最も利用されているのはクレジットカードですが、しかし、中国の場合、ネット取引の信用問題やセキュリティ問題などにより、ユーザのほとんどはクレジットカードを利用せず、アリペイ(支付宝)をはじめとする“第三方支付”(第三者ペイメント機関)によるネット決済が一般的です。

現在、中国国内において、主な“第三方支付”(第三者ペイメント機関)は、“PayPal”(“?宝”beibao、eBay傘下)、“支付宝”(zhifubao、アリババ傘下)、“?付通”(caifutong、テンセント傘下)、“盛付通”(shengfutong、盛大sndo傘下)、“易宝支付”(Yeepay)、“快?”(99bill)、“百付宝”(baifubao、百度傘下)などがあります。また、中国国内において、“支付宝”はダントツTopの第三者ペイメント機関であります。2010年12月時点での登録ユーザ数は5.5億人にも上り、中国ネット決済市場取引額の約5割を占めています。※図1

上記の話しは、あくまで中国国内でのネット決済の話しです。つまり、中国国内のネット決済では、人民元のみの取引となり、日本企業が中国向けEコマースを展開する際に必要な人民元と日本円で取引ができる国際オンライン決済は、主に“支付宝国?支付”(アリペイ国際決済)と“??国?支付”(“China pay決済”或いは“銀聯ネット決済”)があります。

日本企業が中国Eコマース市場に参入するため、中国向けB2CのEコマースシステムを独自で構築し、その際、導入するペイメントサービスはアリペイ国際決済か、銀聯ネット決済のどれかになります。

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2011年06月09日 10:19