沖縄スーパーフード協会は、昨今流行しているスーパーフードに関して、20歳~39歳までの美容・健康に興味がある女性500名を対象に意識調査を実施した。
その結果、既に7割以上の女性がスーパーフードを食べたことがあり、そのうちの6割弱が週に1度以上スーパーフードを継続して摂取していることが分かった。
実際にスーパーフードを食べたことがある人が、食べた“きっかけ”としてあげたのは、「身体に良いという情報を知ったから」が半数を超える一方、「流行っているから」、「なんとなく」といった漠然とした理由も見受けられた。
スーパーフードがより身近なものになってきていることを裏付ける結果として、「スーパー」が主な購入場所として一番多くあげられ、次いで「インターネット」「デパート」がそれぞれ1割弱。スーパーフードを食べる場所についての質問では、「自宅で食べる」という人が圧倒的に多く、少し前までのスーパーフードはおしゃれなカフェで食べるもの、といったイメージからより身近で手軽に購入でき、自宅で継続的に摂取できるということが、スーパーフードを摂るうえで欠かせない要素になってきていることが伺える。
また、同協会では国産のスーパーフードに関する認知調査も行っており、チアシード、アサイーなどの海外産のスーパーフードに至っては半数以上がスーパーフードとして認知しているのに対して、「シークワーサー」「さとうきび」などの国産のスーパーフードに関してはそれぞれ10%以下と、全く認知されていないに等しい結果が浮き彫りとなった。
食品が国産であるかどうかを意識する女性が68.5%もいるのに対し、スーパーフードに関しては、海外産のスーパーフード人気が先行しており、国産のスーパーフードに関しては認知がほとんど進んでいない。しかしながら、沖縄県産スーパーフードに関する購入意識調査では、87%の人が購入してみたいと前向きな回答をしている。
沖縄スーパーフード協会では、今後も沖縄の豊かな自然伝統的な食文化によって育まれた食材を提案していく。