この1年は、食品表示に関わる人々にとって大きな動きのあった年となりました。社会問題となったホテルや百貨店によるメニューの誤表示(偽装表示)問題が起き、それをきっかけとした景品表示法の罰則規定の強化の方針が打ち出されたのは記憶にあたらしいところですが、他にも「食品表示対策室」設置による健康食品への監視体制の強化、安倍内閣による成長戦略として「健康食品の機能性表示の解禁」の方針、北海道のフード特区による、北海道食品機能性表示制度の開始、食品表示法の成立に伴う、「食品表示一元化」への動きなど、状況がめまぐるしく変化しています。
これらの動きを注視していきつつ、企業としてどのように対応していくのか、各企業が期待とともに苦慮している現状があります。今回の広告研究セミナーは第1部では、消費者庁表示対策課課長補佐の星知矩氏を招いて、昨年12月に発表された健康食品に関するガイドライン「いわゆる健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について」の解説と、ホテルや百貨店をはじめとしたメニューの誤表示・偽装表示問題を受けて出された「メニュー・料理等の食品表示に係る景品表示法上の考え方について(案)」のその後の進捗状況をご解説いただきます。
第2部では、消費生活コンサルタントで、食に関する消費者団体である一般社団法人Food CommunicationCompass 事務局長の森田満樹氏に、めまぐるしく変化する食品表示の現状と今後の動向、これから企業が留意していくべき点などを俯瞰的にご解説頂きます。ぜひご参加賜りますよう、ご案内申し上げます。
1.日 時: 平成26年2月24日(月) 13:30~16:15(開場13:00)
2.場 所: コートヤード・マリオット銀座東武ホテル 2階 桜の間
東京都中央区銀座6-14-10
3.演題・講師: 第1部 13:30~15:00
「食品の表示に関する考え方と動向~健康食品ガイドラインの解説~」
消費者庁 表示対策課 課長補佐 弁護士 星 知矩氏
第2部 15:15~16:15
「食品表示の現状と今後の動向」
消費生活コンサルタント
一般社団法人Food Communication Compass 事務局長 森田 満樹氏
4.参 加 費: JARO 会員:お1人様3,000円 JARO 会員外:お1人様6,000円
参加費は、当日会場にてお支払いください。領収書をご用意します。
受講の際にはお名刺をお持ちください。
5.申し込み: 別紙にご記入の上、FAXにてお申し込みください。
申し込み多数の場合は、定員になり次第締め切らせていただきます。
定員に達し、お受けできない場合のみご連絡いたしますので、連絡がない場合は当日そのま
ま会場にお越しください。
6.主 催: 公益社団法人日本広告審査機構(JARO)
7.お問い合わせ先:公益社団法人日本広告審査機構
TEL(03)3541-2813 総務部まで
※詳細は下記URLをご参照ください
JARO 公益社団法人 日本広告審査機構 2014年1月30日発表
◎平成25年度第4回JARO 広告研究セミナーのご案内
第1部「食品の表示に関する考え方と動向~健康食品ガイドラインの解説~」
第2部「食品表示の現状と今後の動向」
http://www.jaro.or.jp/kigyou/seminar/data/20140224kouza_tokyoG.pdf