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ビオメリュー・ジャパンとの販売契約締結に関して/日水製薬

日水製薬株式会社は、新たな成長分野への積極的投資の一環として、ビオメリュー・ジャパン株式会社の自動蛍光免疫測定装置「バイダスシリーズ」、自動生菌数測定装置「テンポ」及び微生物定量試験用標準菌株「BioBall」等について食品検査市場での販売契約を締結し、平成 30 年(2018 年)6 月より販売を開始します。

1.販売契約締結の理由当社は、国内における食品検査市場で販売力に強みを持ち、食品微生物検査用の培地や海外の認証機関で認定を受けた簡易培地(コンパクトドライ®)を展開しています。近年では HACCP の制度化や人手不足から従来の測定方法に代わる自動迅速測定方法が望まれています。

ビオメリュー・ジャパン株式会社は、bioMérieux s.a.(ビオメリュー社)の日本法人です。50 年以上に渡って体外診断の分野で世界をリードしているビオメリュー社は、患者の健康改善や消費者の安全確保のため、病原菌や汚染物質を判定する診断ソリューション(システム、試薬、ソフトウェア)を提供しています。

同社の製品は、主として感染症の診断に用いられるとともに、食品、医薬品及び化粧品内の微生物を検出するためにも用いられています。

2.ビオメリュー・ジャパン株式会社 自動蛍光免疫測定装置「バイダスシリーズ」、自動生菌数測定装置「テンポ」及び微生物定量試験用標準菌株「BioBall」について

自動蛍光免疫測定装置 バイダスシリーズ
バイダスは、食品や環境検体中の食中毒菌を、簡易・迅速に検出する自動システムです。

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◎すぐれた操作性
・簡単なキー操作により、測定から結果のプリントアウトまで自動で行います。専用試薬は調製不要、また試薬の廃棄も簡単です。調製済みの増菌培養用培地も各種取り揃えています。

◎信頼性
・自動化により客観的測定と判定を行いますので、手作業によるコンタミネーションやミスはなく、検査の標準化を可能にしました。またバーコードの自動読み取りにより、試薬の精度も管理します。

◎革新的なシステム
・世界初の食品検査用自動免疫蛍光測定装置です。フランス本部の研究開発部門により、新しい検査項目が次々と開発され、市場のニーズに対応します。

◎迅速性
・サルモネラ、腸管出血性大腸菌 O157、リステリアなどの食中毒菌を翌日に検出可能。自動生菌数測定装置 テンポ テンポは、食品や環境検体中の衛生指標菌の菌数を、簡易・迅速に測定するシステムです。

◎簡便操作で作業時間の大幅短縮
・専用機器(フィラ、リーダー)上での簡便操作。 ・専用試薬に検体を分注、培養した後にリーダーで読み取るだけで、測定結果をコンピューター上に表示。 ・作業の自動化、標準化により試験結果における人為的な誤差を防止。 ・装置本体には水路系は一切無く、メンテナンスが最小限。 ・大量検体の処理が可能。

◎トレーサビリティー
・検体名の入力後、検査する項目の専用試薬のバーコード読み取りにより、検体名、検査項目、検査実施日、検査結果を一元管理し、試験結果の保管や抽出が可能。

◎高い精度と広い適用範囲
・認知された検査手法である MPN 法(最確法)を自動化し、高い検査精度でほとんどの食品サンプルに適応可能。
◎迅速性
・衛生指標菌の主要測定項目である一般生菌、大腸菌群、黄色ブドウ球菌の菌数を翌日に取得可能。微生物定量試験用標準菌株 BioBallBioBall は、一定の微生物を含むように作られたボール状の製品です。本製品には、30cfu/ball(SingleShot) 、 550 cfu/ball(MultiShot)および 10,000 cfu/ball(HighDose)および10(8) cfu/ball(MultiShot 10E8)の4タイプがあります。培地性能試験、陽性コントロール、メソッドバリデーション(試験法の妥当性確認)、精度管理などの幅広い用途に使用します。

■リリースに関するお問い合わせ
日水製薬株式会社
経営企画室
TEL: 03-5846-5617
eMail: ir@nissui-pharm.jp
東京都台東区上野 3-24-6
上野フロンティアタワー20F

【詳細は下記URLをご参照ください】
日水製薬株式会社   2018年6月21日【PDF】発表
日水製薬株式会社    ホームページ

 

 

 

2018年06月22日 18:27

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