サントリー食品インターナショナル株式会社は、飲料用ペットボトルに植物由来原料を100%使用したキャップ※1を2019年3月から世界で初めて導入します。
※1 主原料であるエチレンを100%植物由来化したポリエチレンキャップ。
ただし、製造ライン切り替え時の微量の石油由来成分及び着色剤成分を除く
サントリーグループは、これまでReduce(使う量を減らす)、Recycle(再資源化して使う)、Bio(植物由来の資源を使う)を表す「2R+B」を掲げ、容器素材の軽量化、薄肉化を進め、国産最軽量※2のペットボトルの導入や国産最薄※2の商品ラベルを実用化、さらには、植物由来原料を30%使用したペットボトルの導入など、様々な取組みを実施してきました。また、ボトルキャップについても、2016年春より、植物由来原料を30%使用したバイオキャップを世界で初めて導入※2、同年秋には、同キャップにて、飲料用ペットボトルのキャップにおける国産最軽量※2を実現しています。
今回、同社は、バイオ素材活用での環境への取組みをさらに進化させ、2019年3月より九州熊本工場(熊本県上益城郡)において「サントリー 阿蘇の天然水」(550ml 手売り・自動販売機用)でエチレンを100%植物由来化したポリエチレンキャップの導入を開始します(年間約150万ケース)。これにより、現行ペットボトルキャップに比べて、石油由来原料の使用量を約90%、CO2排出量を約56%削減※3することが可能となります。
今後、他のサントリー天然水ブランドにも順次導入していく予定です。
サントリーグループは、これからも、容器を取り巻く環境対策に積極的に取り組み、地球環境の保全活動を一層強化していきます。
※2:いずれも導入時点
※3:「サントリー天然水」(550ml)ペットボトルキャップ1個あたり
【詳細は下記URLをご参照ください】
・サントリー食品インターナショナル 2019年2月27日発表
・サントリー食品インターナショナル ホームページ