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脂質が原因で生じる血液の濁りを紅麹が低減する効果を発見/小林製薬

小林製薬株式会社は、2016年にグンゼ株式会社より、食品素材“紅麹”に関する研究・販売事業を譲り受けました。以来、国内唯一の伝統的発酵法により製造した“紅麹”を用いて、機能性の研究、新製品開発、BtoB事業に取り組んでいます。

今回、「高コレステロール食を与えた日本白色ウサギの血液の乳び(白濁)を“紅麹”が低減する効果」を世界で初めて明らかにし、2019年6月29日に大阪市で開催された「発酵と酵素の機能性食品研究会 第4回 定期大会」において発表しました。

一般的に、高脂肪食、高コレステロール食を継続して摂取すると、血液が白濁する乳び状態となります。この乳び(白濁)は、循環器系疾患の危険因子とされ、乳び(白濁)を抑えることが、循環器系疾患のリスク低減に重要であると考えられています。一方、“紅麹”は、発酵によって生み出される成分(モナコリンK、GABA、色素成分)により、血流や血液への効果が期待されています。この度、“紅麹”が血液の乳び(白濁)を減少させる効果を検証した結果、以下の研究成果が得られました。

同研究成果より、全身のさまざまな健康に有益に寄与することが示唆されている“紅麹”は、血液の乳び(白濁)を減少させ、循環器系疾患のリスク低減に寄与することが明らかとなりました。同社は今後とも、“紅麹”が持つ代謝成分、健康効果の有用研究を進め、その成果を社会に還元します。

 

【詳細は下記URLをご参照ください】
小林製薬株式会社 2019年8月22日発表
小林製薬株式会社 ホームページ

2019年08月22日 14:07

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