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画期的な家庭用栽培セットの受注を開始

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(株)昭和村農園(東京都千代田区、迫道矢社長)は6月下旬より、家庭用栽培セット「3種のトマト」のネット受注を開始する。

同製品は、家庭で簡単に「3種類のトマト」が栽培できるセット。特許取得のだんだんポット(11号サイズ)2個、専用培養土、定植済みのミニトマト2苗(赤&黄色)、中玉トマト1苗などが一セットになっており、届いたその日から、水やりをするだけでおいしいミニトマトを栽培できる。

簡単においしく、安心・安全な野菜を栽培できるだんだん農法は、畑を必要としないポットによる栽培法。ポットには化学汚染物質、農薬などに汚染されていないこだわりの土が入っており、基本的には水をまくだけで栽培ができる。育苗段階に応じ、ポットを積み重ねることからだんだん農法といわれる。

「昭和村農園は、だんだんポットによるだんだん農法の営農者および一般家庭への実践・普及活動を行い、日本の農業の活性化、ひいては地域社会の活性化を図ることなどを通じ、さまざまな社会貢献を目指しています。このたびの一般消費者向けへの栽培セットの販売開始は、その第一歩になると考えています」と同社は説明する。

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同社では、重労働で収入が少なく、高齢化の進行などによる後継者難で衰退する日本の農業を変えるべく、全く新しい発想からだんだん農法を開発。農機具や過大な設備投資、面倒な農作業を軽減し、かつ、おいしい野菜を効率的に栽培できる同農法を今後、全国的に拡大し、衰退した農家などの再生を図っていく構えだ。

その第一歩といえる一般家庭用セットの販売では、一般消費者に簡単においしい野菜が収穫できる喜びを知ってもらうとともに、実際の栽培シーンで発生するさまざま問題点なども把握。専用サイトの構築なども手がけ、コミュニティーをつくり、だんだんポットの改善や進化にフィードバックさせる。

同社では、栽培だけでなく、流通のサポートも行う予定で、グループ内の会社工場による収穫物の加工なども行い、栽培→収穫→流通と安心して栽培に取り組めるサイクルを構築。家庭栽培から営農まで、入り口から出口までをしっかりケアすることで従事者のやる気を促進する。

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なお、家庭用栽培セットでの栽培の流れは、受注後、定植されたセットが届き、収穫後、ポットを回収。回収したポットは洗浄、消毒後、栽培セットとしてリサイクルされる。同社では栽培にあたっては、収穫が気候に左右されることも踏まえ、家庭用ビニールハウスの使用も推奨する。

製品の税込価格は送料・代引き手数料込みで6,850円。

「だんだんポットねっと」のURLはhttp://dandanpot.net

2009年06月25日 17:56